システム制御技術で叶える交通システムのスマート化
赤信号があれば停止し、道路が混雑していれば低速で走り、時に渋滞に巻き込まれることもある。自動車を運転していれば当たり前のように起きることが、実は時間のロスだけでなく、燃費効率や二酸化炭素の排出量にも悪影響を及ぼしています。いつでもスムーズに走ることができれば、ドライバーにも地球にも優しい運転につながるのに……。そんな課題に対して「制御」という技術を用いて取り組むのが、工学部電気電子工学科の向井正和教授です。
低炭素社会の実現にも貢献する自動車制御の技術――「自動車の交通シス