TV番組で人類5,000年の課題に挑戦!  -内定者体験記 Vol.6
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TV番組で人類5,000年の課題に挑戦!  -内定者体験記 Vol.6

工学院大学

2022年2月5日放映のテレビ朝日 タモリ倶楽部「人類5000年の難問に挑戦 大学対抗!ストローのズズズ音 解消大作戦」に出演した、機械工学専攻 修士2年(当時)の蒲谷 純太さん。4月から就職先の日立製作所で、新生活を送っています。
ストローで飲み物を飲むときに発生する「ズズズ」という音はどうやって解消できるのか。蒲谷さんの大学生活を振り返りつつ、お聞きしました。

内定先:株式会社 日立製作所
蒲谷 純太さん

機械工学専攻 修士2年 / スポーツ流体研究室(指導教員:伊藤 慎一郎 教授)/ 加藤学園高等学校 出身 / 指定校推薦          
                       ※学年は2022年3月現在

Q1. 改めて、ズズズ音解消の提案内容を教えてください。

瞬間プッシュメソッドという、「気柱共鳴」を発生させない方法に注目した提案をしました。ストローで飲む時に音が鳴る原理は、ストローの円筒の中に、空気が入ったり入らなかったりして空気の共鳴が起きることです。これを「気柱共鳴」といいます。

瞬間プッシュメソッドは、気柱共鳴が発生するタイミングで、ストローの円筒の形をつぶすことで、空気の共鳴を発生しにくくする、という方法です。飲み物が残り少なくなってきたら、コップを斜めに持ってストローを深く差します。そして、ストロー内の共鳴を抑えるため、空いている指でストローを2か所押さえます。
番組収録では、通常80.5dBほどの音が鳴るところ、58dBに抑えることに成功しました。なお、ストローは短い方が気柱共鳴は発生しにくいです。

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Q2. この提案の研究分野を教えてください。

私はスポーツ流体研究室に所属しています。研究分野でいうと流体力学、高校の科目ですと物理の分野です。ただ、他大学の出演者に全く違う分野の方がいたように、答えに辿り着くルートは1つではありません。

Q3. 他大学の提案で、面白いと思ったところは?

神奈川工科大学の提案に驚きました。ノイズキャンセリング機能でも活用されている逆位相の原理を使い、音を打ち消すという、音響工学の視点からの提案でした。自分の分野にはない発想で、興味深かったです。他大学含め、違う分野の人と発想をぶつけ合い、話し合いができ、とても面白かったです。

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Q4. 学部・大学院での研究内容を教えてください。

大学4年次は、とんぼロボットを作る研究をしていました。とんぼロボットの最上位がドローン(小型の飛翔物体)です。これを、生物の視点から考える研究でした。

とんぼ研究風景①


大学院では、バレーボールの変化する軌道を流体力学の観点から研究していました。サッカー部に所属していたので、ボールに関わる研究に興味がありました。スポーツ用具メーカーの企業との共同研究で、企業側の製品を販売するマーケティングの視点も勉強できました。

バレー研究風景

Q5. 大学院に進学した理由を教えてください。

学部を卒業したら就職することを考えていましたが、研究発表する先輩方の姿が格好良く、「研究ってすごい」と感銘を受けたことがきっかけで、大学院への進学に方針転換しました。4年生になり友達の就職先が決まったときは、進学することに迷う時期もありましたが、それを上回る魅力を感じ、大学院への進学を決めました。

Q6. 大学院進学後の就職活動はどのように進めましたか?

10社ほどエントリーしました。多くの企業で選考が進みましたが、最終的には株式会社日立製作所へ入社することを決めました。就職後は在学時に研究していた流体力学とも関係の深い、水に関わる領域で仕事をする予定です。就職活動を進める上で、指導教員の伊藤先生や友達、工学院大学の卒業生など、周りの人を巻き込んで相談するようにしていました。
 面接では「問題解決能力があるか?」を一番聞かれたように思います。
初めて会う人と話すことが好きなので、面接は楽しかったです。ロジックよりパッションで話すタイプで、肩の力が抜けていた分、自分の強みをうまくアピールできたのかもしれません。

研究室集合写真

Q7. 在学中に印象に残った授業はありますか?

学部時代の授業では、1年生の時に受講したロジカルライティングで文章力が身につき、機械工学科での製図の授業では、低学年の頃から手書き・機械製図を両方勉強することができました。また、受講する側ではないですが、TA(ティーチングアシスタント)の仕事が一番印象に残っています。TAは教員の補助という形で学部生の授業に携わる仕事です。教えるには自分が理解している必要があり、予習として事前に勉強するため、基礎学力が大幅に向上しました。

Q8. 学生時代に一番力を入れたことは?

研究とサークル活動です。所属するスポーツ流体研究室では後輩5人がバレーボールの研究をしていたので、協力しあって研究を進めるなど、密なコミュニケーションを心がけていました。
サークル活動では、学部1年生の時にフットサルサッカーサークルを立ち上げ、継続的な活動が評価されて大学公認サークルに昇格し、自分のリーダーシップが評価されたように感じました。

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Q9. 後輩たちへメッセージをお願いします!

研究は答えに辿り着くルートが1つではないので、とても楽しいです。就職活動も人それぞれルートは違いますが、自分の「強み」を理解し、面接時に自信を持って話せるよう頑張ってください。応援しています。

工学院大学 就職支援センターでは、エントリーシートの書き方や合同説明会、企業セミナーなど、就職・キャリアに関する様々な情報を発信しています。就職支援センターTwitterでも情報更新中。学部3年生、修士1年生の方はぜひご利用ください。

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