就職支援を活用し、より磨きをかけたエントリーシート #就職活動体験記
春から社会人になる先輩は、工学院大学でどんなことを学び、どのような職業に就職するのでしょうか?この企画では、在学時の思い出、就職活動時のエピソードや今後の抱負を今春卒業する学生に話を聞いています。
Q1.工学院大学へ進学した理由は?
正直なところ、もともと第一志望ではなかったのですが、研究室の数が多く、選択肢が多いこと、建築の分野を幅広く学んだ後、3年次に学科選択ができる点、就職実績が良い点に惹かれて進学を決めました。建築学部は1学年で約300名の学生が在籍しており、多彩な設計作品に触れることができ、よい刺激になりました。
Q2.在学時に力を入れたことは?
授業の理解とテスト対策です。建築学部は人数が多いので設計では様々な人の作品を参考にできるという利点があると思います。授業でわからないことがあるときも、周りの友達や先輩に聞いて大体のことが解決できました。特に楽しかった授業は、3年次の設計演習での「体育館を設計し、1/100で模型を製作する」というものです。5人グループのみんなで朝から夜まで作業をして、一つのものを作り上げたときの喜びは忘れられません。
また、私は塾講師、学童保育、飲食店、事務職等の多くのアルバイトを経験しました。様々な業種を経験し、職業の幅が広がった気がします。
Q3.就職活動時に大学の就職支援サポートをどのように活用しましたか?
エントリーシートの添削や、面接練習をして頂きました。添削は、何度もお願いしたのですが、毎回違う担当の方が対応してくださったので、幅広い意見を聞くことができてとても参考になりました。面接練習ではオンラインと対面のどちらの場合も対応して頂いたので心強かったです。また、自由応募ではなかなか募集していない2週間のインターンシップに授業の一環として参加できたことが就職希望先を決める上での大きなきっかけになり、とても良かったです。
Q4.ここが効いた!私のエントリーシート
長い期間をかけてエントリーシートを制作したことです。インターンシップの時からエントリーシートで聞かれることは毎回ほぼ変わらなかったので、春に作ったエントリーシートをベースに添削して頂いて、書き直しを重ねたものを本選考で提出しました。私は、文章を書くことが得意ではないため、多くの方に添削していただきました。そのおかげで自分の言いたいことが伝わりやすい文章になったのではないかと思います。
Q5.面接対策の準備や本番のエピソードを教えてください。
就職支援システムの就職活動体験記を参照し、想定される質問に対する回答をまとめました。また、エントリーシートをリクルーターの方や研究室の先生に添削していただき、聞かれそうな部分に対して答える内容を事前に用意しました。回答を暗記するのではなく、「こんな話をしようかな」くらいの気持ちで、キーワードを覚えておくことを意識しました。
Q6. 大学での学びを社会でどのように活かしたいと考えていますか?
大学生活ではわからないことは同期や先輩、教授に質問をし、周りの人を巻き込んで解決できるように心がけてきました。積極的に学ぶ姿勢を社会に出てからも大切にしたいと思います。
Q7.内定先を選んだ理由と将来どのようなことに取り組みたいか教えてください。
以前から多くの人とチームとなって大規模な建築物の施工に携わりたいと感じていました。就職活動中に現在の内定先の現場見学に行った際、所長の方や職員の方が施工物件の施工方法やこだわりについてとても詳しく、かつ親しみやすくお話しして頂いたことがとても印象的でした。
また、内定先は最大手ゼネコンの内の一社であり、誰もが知る建築物の施工に携わることができるという点、人を重んじる社風に魅力を感じたからです。将来は、建築技術職として、建物の安全を支えることに貢献したいです。
Q8.後輩たちへメッセージをお願いします!
授業、アルバイト、就職活動全てにおいて地道にやることの大切さを感じました。コロナ禍で、時に平坦な日常に退屈さを感じるときもありましたが、3,4年次になった際、積み重ねてきたことが役に立ったと感じる瞬間がたくさんありました。何事にもコツコツ取り組み、悔いのない学生生活を過ごしてもらえたらと思います。
工学院大学 就職支援センターでは、エントリーシートの書き方や合同説明会、企業セミナーなど、就職・キャリアに関する様々な情報を発信しています。就職支援センターTwitterでも情報更新中。学部3年生、修士1年生の方はぜひご利用ください。