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就職活動は情報戦!周囲のアドバイスを参考 #就職活動体験記 

今春、株式会社日本設計の設備設計職として就職する石井さん。就職活動の際は卒業生や先生、友人からアドバイスをもらいながら、志望企業を決めたそうです。就職活動の時に心がけたことや後輩へのメッセージをうかがいました。

内定先:株式会社日本設計
石井 佐季さん
工学部電気電子工学科4年 / 電磁力応用システム研究室(指導教員:森下 明平 教授)/ 湘南白百合学園高校 出身 / 
                  ※掲載内容は取材当時のものです。


Q1.工学院大学へ進学した理由は?

理工系学部のある大学でどこに行こうか迷っており、選択肢の幅が広い工学院大学に入学しました。卒業後の進路が多岐にわたる印象があったため、電気電子工学科への進学を決めました。

Q2. 内定先企業を志望した理由は?

会社訪問の際、実際に働いている社員の方とお話し、「就職活動をサポートしたい」と私に真摯に向き合ってくださったことがあり、会社の風通しの良さに惹かれて志望しました。また、勤務地が実家から近く、異動の可能性も低いことも魅力的でした。

Q3.在学時に力を入れたことは?

学生時代に力を入れたことはアルバイトと学業です。ラーメン店で3年間働き、学業以外の時間をほぼアルバイトに充て、毎月目標金額まで稼げるよう力を入れていました。また、学業が疎かにならないよう必死で勉強し、4年間一度も単位を落とさずに卒業することができました。学科の授業だけでなく、教職課程の授業も受講し、数学の教員免許を取得しました。また、資格取得のための勉強にも力を入れました。

Q4. 就職活動はいつから始めましたか?

3年次夏のインターンシップから就職活動をスタートさせました。夏の時点では半導体メーカーに業界を絞っていたのですが、参加したインターンシップが1dayのオンラインだったので、会社の雰囲気を感じ取ることが難しく、自分には向いていない気がしました。学科の先生から、電気系出身の学生が設備設計等の仕事で建築業界で活躍していることを教えてもらい、同業他社を調べ建築業界への知識を深めました。建築業界で働く卒業生に繋いでもらい、卒業生訪問を行ったところ、その企業に魅力を感じ、第一希望に決め就職活動を進めました。

Q5. ここが効いた!私のエントリーシート

履歴書を提出する際は、まだ研究に着手する前だったため、アルバイトや学生生活のことをメインに記述しました。また、ポートフォリオの提出が求められ、研究予定の内容をまとめ、画像を多めにしデザインも簡潔で見やすいよう工夫しました。主に卒業生のアドバイスを元にブラッシュアップし、先生にも10回ほど見てもらいました。私は一度も単位を落とさなかったので、そのことをアピールしたところ好印象でした。

Q6.面接対策の準備や本番のエピソードを教えてください。

面接が対面だったので、友人同士で模擬面接を行ったり、入退室のマナーをYouTubeなどを見て勉強しました。また、どんな質問が来てもいいように履歴書に書いた内容を掘り下げて、自分なりに理由付けができるよう準備しました。本番では、アルバイトの経験よりも研究予定の詳細をメインに話す方が好印象でした。
自己PRでは計画性について記載しました。教職課程と専門課程、アルバイトと資格取得のため勉強の時間を確保し、単位を落とすことなく学業、アルバイト、遊びを両立できるスケジュール能力があることをアピールしました。きちんと計画を立てて物事をこなしていけることを証明できたことが好印象に繋がったなと思います。

Q7.後輩たちへメッセージをお願いします!

就職活動は情報戦であり、どれだけ人の力を借りれるかが非常に肝になると思います。インターンシップに参加するだけでなく、企業情報の収集や、卒業生の方に連絡を取るなどして、自分から気になる企業との接点を作ることがとても大切です。1つの業界に絞らず、なるべく多くの企業を訪問すると、意外なところで自分の適性に合う企業とマッチできる可能性があります。就職活動は積極的に行動しましょう。

工学院大学 就職支援センターでは、エントリーシートの書き方や合同説明会、企業セミナーなど、就職・キャリアに関する様々な情報を発信しています。就職支援センターTwitterでも情報更新中。学部3年生、修士1年生の方はぜひご利用ください。