主体的に行動することが就職活動のコツ #就職活動体験記
株式会社日立製作所の顧客協創エンジニアとして来春就職する木村さん。
就職活動の際は複数のインターンシップに参加し、志望企業を決めたそうです。内定先の志望理由や、就職活動で意識したことなど、お話を伺いました。
Q1.工学院大学へ進学した理由は?
ITに興味があったため、情報学部が設置されている大学を志望していました。その中でも、学習支援センターやハイブリッド留学など、様々な学習環境が整っている点に魅力を感じたため工学院大学を選びました。
Q2. 内定先企業を志望した理由は?
大規模かつ公共性の高いシステムに携わることができるからです。私は物や人の移動が少ない地方で育ったため、生活に不便を感じることが多かったので、誰でも平等に利用できるITシステムに関心がありました。このような理由から、事業内容と自身のやりたいことがマッチしていると感じたため、内定先企業を志望しました。また、長年蓄積された知見を活かして多くの課題解決ができる点も魅力に感じました。
Q3.在学時に力を入れたことは?
学業と課外活動の両立です。学習支援センターをよく利用しており、苦手科目の対策をしていました。また、友人と授業後に勉強会を行うことで、学習時間を確保していました。 課外活動に関して、現在は通学しているキャンパスが違うため既に引退していますが、ダンスサークルに所属していました。仲間と切磋琢磨して練習に励んだ時間から、チームでやり遂げる達成感を学ばせてもらいました。
Q4. 就職活動はいつから始めましたか?
3年生の4月からです。周囲の先輩の多くが、本選考の1年前から就職活動をしていたためです。5月頃に夏季インターンシップの選考があったため、その準備から始めました。
Q5. 業界・職種や就職先など卒業後の進路を決定する際の決め手を教えてください。
インターンシップが決め手です。内定先を含め、SIer業界のインターンシップに複数参加しました。そのため、社風や事業内容の違いを肌で感じることができました。内定先のインターンシップは3日間あり、社員の方に質問をする時間が多くありました。そこで自身の働くイメージを具体化することで、徐々に進路が決まりました。
Q6. 授業や研究活動が進路選択や就職活動に役立ったと思うエピソードを教えてください。
入学当初は情報学部=プログラミングのイメージだったため、将来はプログラマーになるものだと考えていました。しかし、私はプロジェクトマネジメントや要求工学に興味を持ち、これらの学びを経て進路選択も大きく変わりました。私は現在、要求工学やアート思考の研究しています。企業でも取り組み事例が多くあるため、面接では興味を持って話をきいていただけることが多かったです。
Q7. ここが効いた!私のエントリーシート
何度も書き直し、完成度を高めた点だと考えます。自身でエントリーシートの書き方を書籍で学んだ上で、就職支援センターや先輩に添削をしていただきました。とても時間がかかりますが、添削前とは見違えるほど良い文章になりました。
Q8. 面接対策の準備や本番のエピソードを教えてください。
私は想定される質問の回答は事前に考えておくようにしていました。先輩の就職活動体験記や、使用していた面接対策の書籍を網羅していたので、想定外の質問はほとんどされませんでした。膨大な量ですが、本選考のあった3ヶ月間は週に1回必ず面接練習をしていたので、自然と話したい内容が頭に入っていました。面接本番では余裕のある分、笑顔で話すことを意識しました。
Q9.就職活動で意識したことを教えてください。
主体的に行動することです。グループディスカッションの対策では、同じ志望先の学生と連絡を取り、何度も練習しました。また、同じく内定をもらった同級生に初めて連絡をした際、「自分も練習に誘うつもりだった」と言われたことが印象に残っています。自分から動くことが、就職活動のコツであると改めて実感しました。
Q10.後輩たちへメッセージをお願いします!
就職活動を経て、自身の将来の夢を真面目に考えることは良い経験だったと感じています。 大変なことも多いかと思いますが、是非前向きに取り組んでほしいです。 応援しています!
工学院大学 就職支援センターでは、エントリーシートの書き方や合同説明会、企業セミナーなど、就職・キャリアに関する様々な情報を発信しています。就職支援センターX(旧Twitter)でも情報更新中。学部3年生、修士1年生の方はぜひご利用ください。