チームリーダーの経験を活かして夢のある二輪車開発を目指す!#就職活動体験記
春から社会人になる先輩は、工学院大学でどんなことを学び、どのような職業に就職するのでしょうか?この企画では、在学時の思い出、就職活動時のエピソードや今後の抱負を今春卒業する学生に話を聞いています。
Q1.工学院大学へ進学した理由は?
モノづくりについて学びたく、工学院大学へ進学しました。カリキュラムで技術者に必要不可欠な4力学(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)に加え、実際に工作機械を使用した加工演習などに力を入れている本学を選びました。
Q2.在学時に力を入れたことは?
工学院大学ソーラーチームの活動に力を入れました。自分の意志を反映した車体で世界一になることを目指して日々奮闘し、車両の開閉機構やラッチなどの構造設計を担当しました。2021年4月にはチームリーダーに立候補し、部員50名のチームマネジメントを経験。国内大会の参戦や2023年にオーストラリアで行われる世界大会に向けた準備を行ってきました。卒業を控え、リーダーは後輩へとバトンタッチしましたが、今年の世界大会を卒業生として見守りたいと思います。
Q3.大学院へ進学した理由を教えてください。
自信を持って社会人になり、夢を叶えたかったからです。私の夢は、ものづくりを通して子供たちへ夢を与えることです。学部時代は、アルバイトとアイスホッケー部などに明け暮れており、ものづくりに関する知識をつけるのを疎かにしていました。学部3年次に自分のやりたいことと向き合い、まだ専門的な知識を学びたいと考えたのがきっかけです。大学院に進学して、研究はもちろんソーラーカーの設計、製作、大会出場を経験し、ものづくりを学べた上に、多くの企業の方、大学職員の方と関わることができ、人としても成長できました。
Q4.就職活動をする上で具体的に役立ったサポートがあれば教えてください。
就職支援センターで対応いただいたエントリーシートの添削が役にたちました。エントリーシートを書く際、専門用語の伝え方や結論先行での書き方が課題でした。それぞれ違った角度からご助言をいただけたおかげで、分かりやすい表現、読みやすい文章を作成することができました。その中でも第一志望の企業に勤めていた方から技術者目線での添削、また入社後のアドバイスをいただくことができました。
Q5. 大学での学びを社会でどのように活かしたいと考えていますか?
大学では、ソーラーチームに所属したおかげで、技術力はもちろん日程管理、財務管理、チームマネジメントなど多岐にわたることを学べました。社会では総合的に考える力を活かし、ただ与えられた作業をこなすだけでなく、プロジェクトなどの全体像を把握し、作業をする理由や目的を明確に考えながら仕事をしていきたいと考えています。
Q6.面接対策の準備や本番のエピソードを教えてください。
面接対策での一番の課題は、話が長くなってしまうことでした。面接官に自らの良さを伝えようとすると、どうしても多くのことを伝えたくなってしまいます。短く簡潔に、質問に対しての回答を一言でというのを意識し、練習をつみ重ねました。本番では、対策をしていない質問も当然ありましたが、企業に対する熱い想いを軸に持っていたので、問題なく答えることができました。
Q7.内定先を選んだ理由と将来どのようなことに取り組みたいか教えてください。
内定先を選んだ理由は、二輪業界の中でも、自動車、ジェット、ロケットなどの多岐にわたるモビリティに力を入れており、さらには内製化を通してより良い製品をお客様に提供しているからです。多くの分野に力を入れることで、100年に1度の変革期という中で、将来性が認められ、世界から信用される製品を提供できると考えています。また、インターンシップや説明会などで、先輩社員の「お客様を想い仕事に取り組んでいる」といったことを実際に聞くことができ、共に働きたいと思いました。
将来は二輪の電動化で、世界中のお客様に「夢」を与えられる製品づくりを行いたいと考えています。
Q8.後輩たちへメッセージをお願いします!
工学院大学は、自身のやりたいことを実現できる選択肢が多くあります。大学はあくまでも通過点です。自身のやりたいことと今一度向き合い、行動に移してみてください。私は、行動に移し、多くの失敗を経験し乗り越え、第一志望の企業から内定をもらえました。皆様のご活躍を楽しみにしています。
工学院大学 就職支援センターでは、エントリーシートの書き方や合同説明会、企業セミナーなど、就職・キャリアに関する様々な情報を発信しています。就職支援センターTwitterでも情報更新中。学部3年生、修士1年生の方はぜひご利用ください。