「自分の意見を持つ」海外経験がもたらした大きな成長 #先輩メッセージ
留学に興味はあるけれど、不安や迷いで一歩踏み出せない…そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この企画では、Q&A形式で工学院大学の「ハイブリッド留学®」に参加した在学生の先輩から、実際の体験談やメッセージをお届けします!
ハイブリッド留学®とは?
日本初!本学独自の留学プログラム
ハイブリッド留学®は、学生が海外へ挑戦するきっかけとして、工学院大学が開発した、日本初、そして独自の留学プログラムです。留学のハードルを下げ、まずは“海を渡る”ことで海外での経験値を高め、異文化にふれ、理解し合う経験を通して、グローバルな視点を養います。
ハイブリッド留学®の特徴
本学専門科目は、渡航する本学教員が日本語で実施、滞在中は英語で生活する、というハイブリッドな環境による本学独自の留学制度です。本学教員を直接現地へ派遣し、対面授業もしくは遠隔授業で開講するため、英語力は不問。現地での授業料も不要です。協定校と連携した英語教育と日々の生活で英語力をアップさせることができます。
先進工学部と情報学部のハイブリッド留学®は2年次第2クォーターの6月から8月の約2ヶ月間をアメリカ・ラスベガスで過ごすプログラムとなっています。今回は2024年夏にアメリカ・ラスベガスでのハイブリッド留学®に参加した佐藤 双葉さんに話を伺いました。
Q1. 工学院大学に入学を決めた理由は?
高校生活ではコロナ禍の影響もあり、オンライン授業を受ける機会が多くありました。その中でパソコンに触れる機会が増え、ITに対する興味が湧きました。また、工学院大学のオープンキャンパスに参加した際、VRルームでの音響体験が非常に印象的だったことから音響分野にも関心を持つようになりました。これらの経験を通じて、工学院大学の情報学部で学びたいという強い思いが生まれ、入学を決意しました。
Q2. 工学院大学に入学して良かったことは?
1年次のプログラミングでは、基礎から段階的に学べるステップ式のカリキュラムがとても良かったです。最初は変数や条件分岐といった基礎的な内容から始まり、徐々に簡単なプログラム作成やアルゴリズムの応用へと進むことで、初心者でも無理なくスキルを習得できたと感じています。
Q3. ハイブリッド留学へ参加した理由は?
工学院大学附属高等学校在学中、オーストラリアでの3ヶ月留学制度に参加したいと考えていましたが、コロナ禍の影響で実現には至りませんでした。しかし、中学時代に留学を経験した友人から話を聞くうちに、留学への思いがさらに強まり、大学ではぜひ留学制度を利用したいと考えるようになりました。大学の説明会で詳しい話を聞いたり、友人と留学について語り合う中で興味が一層高まり、ハイブリッド留学®への参加を決意しました。
Q4. ハイブリッド留学®はどうでしたか?
ハイブリッド留学®では、習熟度に応じたクラス分けが行われるため、英語が苦手な方でも安心して参加できるプログラムだと感じました。授業では、ロジックよりも単語を聞き取れることを重視し、噛み砕いて教えてくれるため、理解しやすかったです。留学中は毎日英語の授業を受け、その中で数回プレゼンテーションを行う機会がありました。プレゼン自体は好きでしたが、アメリカの歴史や文化を題材に、現地の先生の前で英語で発表することには緊張や不安を感じていました。しかし、実際に発表してみると、先生やクラスメートから好評をいただき、コメントシートにも多くの褒め言葉が寄せられました。自信がなかった分、良い評価をいただけたことが非常に嬉しく、大きな励みになったことが特に印象に残っています。
また、専門科目の授業を現地で受講できたおかげで、帰国後も留学していない同級生と学業の進度に差を感じることがなかった点は非常にありがたかったです。
Q5. ハイブリッド留学®の思い出は?
フィールドトリップが忘れられない思い出のひとつです。中でも、シルク・ドゥ・ソレイユの公演を観に行った経験が特に印象的でした。私がリーダーとなり、メンバーに提案して計画を進める中で、人数の取りまとめや英語でのチケット手配など、慣れないことに苦労する場面もありました。しかし、こうした過程を経て実際に公演を観ることができたときの嬉しさは格別でした。
Q6. ハイブリット留学®に参加したことで成長を感じたエピソードは?
初めての海外経験ということもあり、すべてが新鮮でしたが、特に成長を感じたのは、自分の意見を持つことの大切さを学んだ点です。授業でのグループワークでは、先生だけでなく韓国や台湾からのクラスメートとも意見を交わす機会があり、その中で自分の考えをしっかり持ち、伝えることが重要だと気付かされました。この経験を通じて、自分の意見を持つ姿勢が自然と身についたと思います。
Q7. ハイブリッド留学®への参加を迷ってる後輩に向けてメッセージをお願いします!
留学に興味があるけれど迷っている方には、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。英語に自信がなくても、現地の店員さんは単語だけでも察してくれますし、授業は英語力に応じたクラス分けがあるので、必要以上に心配する必要はありません。また、私自身も実家暮らしで一人暮らしの経験がなかったのですが、期間限定のシェアハウスのような感覚で他人と生活し、自分で様々なことをやり遂げる経験は、とても良い刺激になりました。
先輩一同、4月にお会いできるのを楽しみにしています
これから始まる大学生活をより一層素敵なものにしていきましょう!
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ハイブリッド留学®の詳細はホームページをご確認ください。
※国際情勢や現地協定校等の事情により、実施できない場合があります。
工学院大学公式noteでは、今後も入学までの間、先輩からのメッセージや授業の様子を発信していきます。お楽しみに!