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建築職員として、横浜市の魅力的な都市景観をつくる

建築職員として横浜市役所に勤務し、日々魅力的な都市景観をつくるために業務に向き合っている長谷川達也さん。「建築に関する深い知識を身につけ、幅広い経験ができる仕事に挑戦したい」という思いから今の仕事に転職した長谷川さんに、まちづくりに関わる喜びや現在の業務に求められる心構え、学生時代に経験して良かったことなどを伺いました。

横浜市役所
都市整備局景観調整課 長谷川 達也さん

入庁3年目 / 職種:建築職 / 建築学科 / 石田研究室 / 八王子祭実行委員会(現:学園祭実行委員会)/ 趣味:バイク
                  ※掲載内容は取材当時のものです。

Q1. 横浜市役所ではどのようなお仕事に携わっていますか?

建築職員として、景観法をはじめとした景観制度に関する企画・運用を主に担当しています。ほかにも、まちづくりの事業担当課と協力しながら、魅力的な都市景観に誘導するための調整等を行っています。令和4年度には、今後の横浜市が目指すべき夜間景観のあり方について方向性を示した「横浜市都心臨海部夜間景観形成ガイドライン」の策定にも携わりました。

策定に携わった「横浜市都心臨海部夜間景観形成ガイドライン」

Q2. 社会に出てからの経歴を教えてください。

新卒時は主に施工管理を担当する職種として、ゼネコンに就職(2017/4~2017/10)しました。その後に転職した企業(2017/11~2021/3)では、主にオフィスレイアウトのプランニング・図面作成を担当しました。現在は横浜市役所(2021/4~現在)に勤務し建築職員として働いています。

Q3. 横浜市役所に転職した理由を教えてください。

今後の働き方やキャリアを考えたとき、建築に関する深い知識を身につけ、幅広い経験ができる仕事に挑戦したいという思いが強くなり、転職を決めました。横浜市は、都心部や郊外部、水や緑など多様な要素で“まち”が構成されており、規模や種類が異なるさまざまな業務に携わることができます。建築職員としてそのような自治体で働けることに魅力を感じました。

Q4. 仕事のやりがいや魅力は?

景観に関する取り組みは、すぐに成果が表れるものではありません。しかし、将来の都市景観のあり方を考えて制度設計をしたり、具体的な事業の調整時に建築物の意匠や人びとの賑わい創出の工夫を考えたり……。まちづくりの企画段階の一部に携われることに、大きなやりがいを感じています。

Q5. 現在の仕事で必要と感じているスキルや能力は?

横浜市役所の建築職員には、建築に関する知識はもちろん、適切な行政文書を作成できる文章力や、法令等を正しく理解できる読解力など、さまざまな能力が求められると感じています。しかし、これらの多くは業務を経験する中で身につけられるもので、大切なのは「責任をもって仕事をやり抜く」という心構えだと考えています。

Q6. 仕事の中で、大学で学んだことが活かされていると思うことはありますか?

大学時代には学園祭実行委員会の委員長を務め、委員会内のメンバーや学内の他団体、学生支援課の方々や外部の企業の方など、多方面での調整を経験することができました。この経験を通じて、自分の立場だけでなく相手の立場に立った視点で物事を考えることの大切さを学びました。現在の業務にも大いに活かされている部分です。

Q7. 在学時に受講していて役に立った授業はありますか?

「都市デザイン」や「建築法規」です。在学中は、主に「施工」や「生産」の分野を専攻していましたが、現在はそれらの分野とは異なる「まちづくり」や「法規」に関する仕事を担当しています。学部1〜2年時は専攻以外の必修科目も多いですが、どの科目も建築に関わる仕事をしていれば必ず役に立つ時がくると思います。

Q8. 就職活動のときに意識したことは?

新卒の就職活動時には、「周りよりもはやく動く」ことを意識し、インターンシップや就職支援センター主催のセミナーなどに積極的に参加しました。また、就職支援センターの窓口には時間があれば顔を出すようにしていました。当時、私を担当してくださった職員の方は、エントリーシートの添削や面接対策などについて何度もアドバイスをしていただきました。

Q9.工学院大学を卒業してよかったと思うことは?

在学中の経験が現在の業務で活きていることはもちろんですが、それ以上に、今も連絡を取り合ったり家族ぐるみで付き合ったりする友人ができたことが最も良かった点だと感じています。また、日本屈指の大都会に位置する新宿キャンパスでの大学生活は、都心部のまちづくりを肌で感じることができる重要な経験となりました。

Q10. 後輩たちへアドバイスをお願いします!

社会人になってから一緒に仕事をする人たちは、上司や先輩・後輩など年齢や職歴の異なるさまざまな人たちで構成されることが多くなります。だからこそ、学生時代は課外活動や研究室など、同級生同士で構成されるコミュニティや仲間たちとともに過ごす貴重な時間を大切にしてほしいです。

工学院大学は、135年の歴史の中で10万人以上の卒業生を輩出し、その多くがものづくり分野をはじめ、さまざまな業界で活躍しています。
先輩たちが歩んできた道を、将来を考える上での材料にしてみてくださいね。

次回の卒業生インタビューもお楽しみに!



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