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リサーチプロジェクトが島根県で菊竹清訓の建築作品に関する展示会を開催!

2024年度からスタートした「工学院大学学生チャレンジ活動奨励金」
第1期募集で採択されたリサーチプロジェクトは、建築に関するテーマに沿った議論や調査を行い、その成果を展示する企画です。

今年度は、「60年の歴史における都市と建築の変化」を共通テーマに、島根県と鳥取県にある近代建築を多く手掛けた建築家 菊竹清訓にフォーカスした調査を開始。6月には島根県・鳥取県にて現地調査を行い、それらの成果を10月に学内で展示しました。そして学内での展示会開催をきっかけに、この展示活動をさらに広げる一環として、現地調査で訪問した島根県庁第三分庁舎(旧県立博物館)にて、活動成果を展示する運びとなりました。

学内での展示のようす

地域の声を学ぶ貴重な機会

展示会は、11月2日から11月15日の約2週間にわたり行われました。

島根県庁第三分庁舎(旧県立博物館)での展示のようす

初日となる11月2日には、学生たちによるギャラリトーク(展示説明会)が行われ、島根県の美術館関係者や島根大学の学生をはじめ、多くの地域の方々が参加しました。学生たちは、来場者との交流を通じて、山陰地方で長年生活されている方々から貴重な意見や感想を直接伺う機会を得ました。

ギャラリートークのようす

リサーチプロジェクト代表 高橋 俊樹さん(建築学専攻 修士1年)コメント
最終的には700人もの来場者があり、多くの地域の方々に展示を見ていただけたことを本当に嬉しく思います。山陰地方を対象に調査を進める中で、現地でしか得られない貴重な経験が多くありました。
島根県総務部営繕課や管財課の皆さまをはじめ、多くの方々のご協力があってこそ、このような素晴らしい成果を得ることができました。心より感謝申し上げます。

リサーチプロジェクトの皆さん
お疲れ様でした!