時代を象徴する建築物の設計に携りたい #先輩メッセージ
春から大学生になるみなさんは、新生活に期待や不安、悩みを抱えて、日々を過ごしているのではないでしょうか。
この企画では、Q&A形式で在学生の先輩たちから新入生のみなさんへメッセージを送ります!
Q. 入学が決まってから新学期まで、どのように過ごしましたか?
後期センター利用入試だったため合否判定の開示がかなり遅く、まさか合格しているとは思っていませんでした。そのため東京での一人暮らしも想定しておらず、家探しや荷造り等に追われていました。慣れ親しんだ土地と家族・友人と離れることになったので、卒業旅行や家族旅行など思い出作りにも時間を使いました。
Q. 工学院大学に入学を決めた理由は?
中学生の頃から建築の世界に携わりたいと夢を持っていましたが、私は理系科目がとても苦手でした。その時父が見つけてきてくれた「文系でも入ることができる建築学部」についての記事で初めて工学院大学を知りました。
工学院大学建築学部は1、2年次はまちづくり学科・建築学科・建築デザイン学科の3学科を横断する幅広い学習によって知識を深めることが可能で、3年次では自分の希望に沿って学科を選択することが出来るのが大きな特徴です。入学してからも自身の可能性に挑戦できる環境にとても魅力を感じました。
Q. 研究室ならではの授業や経験について、教えてください。
私が所属している冨永研究室は、建築の意匠設計を専門とする研究室で「建築の継承と更新」をテーマに住宅研究から集落調査まで幅広い学びを通じて、歴史と現代をつなぐ設計手法を考え、形にする研究をしています。
学部生はまず最も身近な建築である「住宅」に取り組みます。戦後日本の都市住宅を対象に、建築家の思想や設計手法を学び、名作住宅の1/20模型の制作を通じて「原寸大」の建築感覚を身につけます。歴代の住宅模型が3号館設計室(八王子)の奥のガラスケースに保管されているので、入学したらぜひ覗いてみてください!
大学院では様々な環境における集落や集合住宅を対象に調査を行い、魅力の発掘や利活用提案を考えます。2022年8月には島根県出雲市の急斜面地に密集して形成された小伊津町という漁村を舞台に地元高校生を対象とした建築設計ワークショップを企画しました。
研究室の活動は、ホームページや公式インスタグラム等で情報発信しているので、研究室選択をする3年次に参考にしてみてください!
Q. 工学院大学に入学してよかったことは?
八王子・新宿と2つのキャンパスがあり、立地と施設面に惹かれました。1、2年次は広大で緑豊かな八王子キャンパスでのびのびと過ごし、3年次以降はアクセス抜群の都心の一等地に建つ新宿キャンパスに通います。充実した多様な環境で自分の好きなことを学ぶことが出来るのは、工学院生の特権だと感じています!
Q. これから大学で頑張りたいことや将来の目標は?
学部4年間の集大成として制作した卒業設計で得た知見を礎に、さらに内容を発展させて自身の理想とする設計手法を修士論文・制作としてまとめていきたいと考えています。将来は意匠系の設計職に就き、時代を象徴するような建築物の設計に携わりたいです。
Q. 工学院大学のおすすめスポットはどこですか?
新宿キャンパス9階にある院生室です。もともとは研究室毎に住みわけがあったのですが最近リフォームされてフリーアドレス化しました。“院生室”という名前ですがもちろん研究室所属した3,4年生も利用ができ、学年・研究室をまたいだ交友関係を築くことが出来るので自身のスキルアップにもつながります。窓辺のカウンター席から見える夕暮れ時のビル群が私のお気に入りの光景です。
Q. 大学生活のマストアイテムについて教えてください。
パソコンです。建築学部では図面やパースの作成、3Dモデリングを活用した設計など多くの場面でパソコンを使用します。また使用するソフトも処理が重たいものも多くあるので、なるべく容量が大きくスペックの高いパソコンを準備しておくことをお勧めします。
それに加えてノートもかなり重宝します。個人の意見になりますが、とっさにメモを取るときや浮かんできたイメージをスケッチ等で書き溜めたりするときは意外とアナログ媒体の方がよかったりします。
Q. 新1年生へアドバイスをお願いします!
建築学部生に関しては想像以上に多忙です。勉強に遊びにやるべきことや予定がたくさん出てくるので、スケジュール管理を効率よくできるよう心がけておくとよいかと思います。また課題に追われ夜遅くまで作業することもありますので体調管理にだけは気をつけて充実した大学生活を謳歌してください!
Q. 進学先を検討中の人に、メッセージをお願いします!
工学院大学は学生の学びたいことを尊重してくれる大学です。教授陣の手厚さはもちろんのこと、先輩方にも面倒見の良い方がたくさんいらっしゃいます。私も幾度となく助けてもらいました。ぜひ選択肢の一つとして工学院大学を検討してみてください!
先輩一同、4月にお会いできるのを楽しみにしています
これから始まる大学生活をより一層素敵なものにしていきましょう!
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工学院大学公式noteでは、今後も入学までの間、先輩からのメッセージや授業の様子を発信していきます。お楽しみに!