誰もが楽しめる「GAME」の世界!たくさんの想いが詰まった第74回新宿祭
こんにちは、工学院大学新聞会です。工学院大学唯一の学生メディアとして工学院大学のキャンパスライフをお届けしています。
今回のライターは新聞会会長のJ.Mです。引退寸前に書くこの記事が、公式note初投稿となりました。今回は、私自身たくさんの想いが詰まった第74回新宿祭についてご紹介します。
11月17日から19日までの3日間、新宿キャンパスで学園祭「第74回新宿祭」が行われました。例年通りアーティストライブや声優トークショーをはじめ、ステージ企画や教室企画、模擬店など催しが充実しており、多くの来場者で賑わった3日間でした。
学園祭実行委員会インタビュー
それでは、今年の新宿祭について学園祭実行委員会の方にお話を伺いましょう。まずはじめに、学園祭実行委員会委員長の宮川純一さん(情報学部システム数理学科)です。
ー委員長をやろうと思ったきっかけを教えてください。
宮川さん:
今年が74回目ということで、73回目までの先輩方が繋いできたこの素晴らしい新宿祭を繋いでいきたいと思ったからです。
昨年八王子で積み重ねてきたものを活かし、新宿祭全体の成功と発展に尽力することで、自分自身も成長させたいと思いました。
ー次に、特に苦労したことやこだわったことを教えてください。
宮川さん:
やはり人数の壁が大きかったことです。例年に比べ実行部員が極めて少なく、一人一人が多くのことを抱え続けていたので、個人的にも大忙しの一年間でした。またこのような状況で委員会の雰囲気をどうやって盛り上げていくかを考えるのも、今年ならではの経験だったと思います。特にこだわったことは、より安心安全な学園祭運営を考えることです。円滑な学園祭を運営するため、何度も何度もリスクマネジメントについて考え、当日だけでなく準備段階の動きも含め、来場者の方々、委員一人一人を守る運営を意識しました。
ー最後に一言お願いします!
宮川さん:
3年間の委員会生活を通して、多くの人と関わり、スキルだけでなく考え方など、一からこの学園祭実行委員会に学ばせてもらいました。また多くの仲間に出会い十年経っても二十年経っても一緒に居たいと思える友達ができたのは個人的に1番嬉しかったところです。本当に幸せな3年間でした。
第74回新宿祭にご来場頂きました皆様、携わって下さった全ての方々に感謝致します。本当にありがとうございました。
来年の第75回新宿祭・第62回八王子祭も是非ご来場下さい。
続いて、学園祭実行委員会新宿祭実行部広報局長の臼井理帆さん(建築学部まちづくり学科)にお話を伺いました。
ー今年のテーマについて教えてください!
白井さん:
今年のテーマは「GAME」でした。ゲームといってもRPGやパズルゲームなど色々あり、子供から大人まで誰もが楽しめるものです。学校全体がカラフルなゲームで彩られていたので、とても楽しい雰囲気になっていたと思います!
ー新宿祭を終えてみてどうですか?
白井さん:
ゲスト企画を目的にしてきたお客さんも多かったですが、学園祭自体の受付にも朝から並んでくれているお客さんもいて、嬉しかったです。何を見に行こうか悩んでいる人や楽しそうに来ているお客さんを見て、それまでの準備が報われました。準備が本当に忙しく大変でしたが、みんなと最後まで学園祭を運営できて楽しかったです。
以上、学園祭実行委員会新宿祭実行部のお二人にお話を伺いました。
新聞会としても新宿祭実行部の方をはじめ、たくさんの方々と協力して準備を行ってきましたが、必死に学園祭を作り上げていた姿が印象的でした。たくさんの想いが詰まった学園祭、是非来年もご期待ください!
ステージ企画 JUKUCUP
今年のテーマはGAMEということで、新宿祭の目玉ともなったJUKUCUPをご紹介します。
この企画を運営されている学園祭実行委員会新宿祭実行部創作局長の柿沼優奈さん(建築学部建築学科)にお話を伺いました!
ーJUKUCUPとはなんですか?
柿沼さん:
マリオカート8dxを使用した大会で、トーナメント形式で行われます。学内生のみを対象とした月間予選の部と新宿祭当日に行われる当日予選の部に分かれていて、合計500名以上の方にご参加いただきました。大画面、立体音響空間で大会を行い、来場者にゲームを通して会場が一体となる感覚を提供しました。月間予選および新宿祭当日の予選大会を行うことで大会参加へのハードルを下げ、 学内生のみならず学外の参加者からの企画への注目度を高めています。
ーこの企画での魅力や工夫したところを教えてください!
柿沼さん:
「バトルする側も見る側も楽しく」をモットーに、マリオカートの魅力の1つとも言えるコースの数の多さを最大限に活かせるよう、コースの選び方や発表の仕方まで予選の段階から様々な工夫を凝らしました。特に新宿祭3日目にアトリウムステージで行われたJUKUCUP決勝戦では、決勝で使用されるコースを観客の皆様に投票していただく形を取るなど、会場の一体感を作り上げられる構成にしました。
当日は有名実況者のとれいん。さんをゲストにお招きし、会場を大いに盛り上げていただきました!
JUKUCUP決勝では学内外から8名のプレイヤーが参加し、接戦を繰り広げました。JUKUCUPにて見事優勝したのは、学外プレイヤーのりんさんです。
エキシビションマッチでとれいん。さんに勝利したR!さんにもお話を伺いました。
白熱したJUKUCUPを見逃してしまった方、もう一度見たい方はアーカイブをどうぞ!
▼【第74回新宿祭】学園祭実行委員会「JUKU CUP 決勝戦」
GARAPON 抽選会!!
続いて地下一階で盛り上がりを見せていたGARAPON 抽選会についてご紹介します。抽選会を担当した学科連合委員会新宿本部アンケート局長の伊藤南海さん(先進工学部応用物理学科)にお話を伺いました。
ー企画について教えてください!
伊藤さん:
新宿祭をより良いものにしていくために、来場してくれたお客さんの意見、感想を収集しています。ただアンケートに答えていただくだけでなく新宿祭のテーマや抽選というワクワク感を感じてもらい、新宿祭の1コンテンツとして楽しんでいただきました。
ーこだわった点とやりがいについて教えてください!
伊藤さん:
こだわったのは、老若男女問わず回答しやすいアンケート作り、雰囲気作り、また今回の新宿祭のテーマであるゲームを感じてもらうことです。当日は実際にお客さんから新宿祭の感想を直接聞くことができ、アンケート回答や抽選を楽しむ姿を見ることができました。ガチャガチャや看板を見て存在を知り、楽しそうだから参加したという声も聞くことができました。新宿祭終了後、参加者の回答したアンケートをいち早く確認し、満足したと回答してくれているのを見ると、新宿祭に向けて頑張っていた人たちにこの声を届けられることにやりがいを感じます。
実は新聞会ブースの隣で行われていたこの企画、連日多くの方がアンケートに参加していました。来場者の声を集めることはなかなか難しく感じますが、学園祭の世界観を作り上げ、景品もとても豪華だったのでたくさんの方が楽しんでいました。来年以降、さらに新宿祭が進化することに期待しましょう!
工学院大学新聞会
私たち新聞会も久しぶりに新宿祭の教室展示企画へ参加しました。(例年は生放送や記事の執筆を行っています。)工学院大学が新宿にキャンパスを構えてから100年ということで、工学院大学の長い歴史と共に歩んできた新聞会の歴史にフォーカスし、過去に発行した新聞を使って展示を行いました。
実は新聞会が最初に新聞を発行したのは1955年のことで70年近い歴史があるのです。当時は第二次世界大戦が終戦して10年、沖縄返還をはじめ政治的思想が強かったり、学費値上げを巡って大学と争ったり、さらに時が進んで学生運動が盛んだったりと、こうして大学公式noteで広報活動を行っている今では想像もつかないような活動を行っていたことが紙面から分かります。
新聞会の最近の活動はYouTubeやX(@shinbun_ku)でご紹介しています。引き続き新聞会をよろしくお願いします。
教室展示・研究室紹介
5階、6階では学生プロジェクトであるVRプロジェクトによるVR体験、鉄道研究部のNゲージのレイアウト・ジオラマ展示、SF研究会のボードゲーム体験会、学生自治会の防災グッズの展示、美術意匠部やマンガ研究会の作品展示など多くの団体が各々の活動を紹介しました。高校生や親子連れ、年配の方まで幅広い層の方が訪れ、大いに賑わいました。昨年の新宿祭noteでは教室展示の様子を取材しています。こちらもぜひご覧ください!
また高層棟10階では、各学部研究室による研究室紹介も行われていました。
担当の学生自治会常任委員会新宿本部 企画局長の菅野仁紀さん(工学部電気電子工学科)にお話を伺いました。
鉄人29階
鉄人29階は、工学院大学のキャンパスを1階から29階まで階段で駆け上がり、タイムを競うという新宿祭には欠かせない伝統企画です。1人で挑む個人の部と3人で協力するチームの部があり、自分に合った方法で挑戦することができます。今年もたくさんの方がチャレンジし、新宿祭を盛り上げていました。
その他にもこちらでは伝えきれなかったステージ企画や、新宿祭前日準備の様子などをYoutubeで紹介しています。
【ステージ企画アーカイブ】
【第74回新宿祭の前日準備に潜入してみた】
また、新聞会が運営するWebメディア「Kogakuin Times」では、新宿祭の模擬店の様子と新聞会の学生による食レポをお届けしています。こちらもぜひご覧ください!