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大学入学後に化学の奥深さを実感 #先輩メッセージ

春から大学生になるみなさんは、新生活に期待や不安、悩みを抱えて、日々を過ごしているのではないでしょうか。この企画では、Q&A形式で在学生の先輩たちから新入生のみなさんへメッセージを送ります!

熊崎 勘太さん
先進工学部生命化学科2年/みつばちプロジェクト/一般入試/桐朋高等学校出身(東京都)

プロフィールは2024年1月現在

Q. 工学院大学に入学を決めた理由は?

大学で理系科目の勉強をするなら、理工系に特化している大学で学びたいと思ったからです。オープンキャンパスで八王子キャンパスを見学したときの建物のきれいさ、設備の良さが決め手になりました。工学院大学への進学が決まってからは、SNSで大学用のアカウントを作成し、「#春から工学院大学」のハッシュタグを使ってました。12月頃から入学が決まる人たちがいたので、交流は盛んに行われていました。

八王子キャンパス4号館 化学実験室

Q. 課外活動は何をしていますか?

私は1年生からみつばちプロジェクトに所属しています。この団体では、八王子キャンパスで養蜂活動をしているだけではなく、採ったはちみつを使用した商品開発にも力を入れています。私はここで養蜂の担当をしていますが、普段あまり近づくことができないミツバチを生で見ることができてとても楽しいです。また採蜜をしたときは暑い中養蜂着を着ていたためとても疲れましたが、機械からはちみつが流れてきた時の達成感は今でも覚えています。

ミツバチの様子

2023年の9月には、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターで行われた「京王夏のビールまつり」に私たちが養蜂・採蜜したはちみつを使ったオリジナルパンを産学連携で開発・販売しました。おつまみ系からスイーツ系まで、キャンパスで獲れたハチミツを使った4種類のパンを用意。お酒が苦手な方や子どもも楽しめる「はちみつ檸檬水」も提供し、様々な世代に楽しんでいただけることを目指しました。当日はパンが完売するほど盛況でした!

夏のビールまつりに出展しました!
はちみつを使ったパンなどを販売しました

Q.今学んでいる化学分野の面白さは?

高校生の時は『化学』と一括りにされ、浅く広く学習している感じがしてあまり面白いとは思いませんでした。しかし、生命化学科では有機化学、生化学だけではなく物理化学、分析化学、無機化学の5つをそれぞれ学習します。そのため日頃の勉強が化学一色になってしまうときもありましたが、それぞれの分野を深く勉強していくにつれて、それぞれの化学の魅力を知ることができ、とても楽しいと感じています。
また、私は天然物医薬化学研究室に見学に行ってから大学の授業をより頑張ろうと思うようになりました。この研究室は私が所属しているみつばちプロジェクトの顧問を務めている大野先生の研究室で、見学時に研究内容の詳しい説明を受けましたが、その時はあまり理解できませんでした。しかし、授業が進んでいくにつれて「あの時言っていたことはこういうことだったのか」と思うことが多くなり、この分野への理解が深まってきてより面白さを感じます。生命化学科では1年生から毎週実験があり、レポートを書くのは大変ですが、レポートの添削がとてもためになっています。

Q. 工学院大学のおすすめスポットはどこですか?

私が新入生にお勧めするスポットは工手の泉(ライブラリ)です。化学実験ではあらかじめ当日使用する試薬のデータ(分子量や性質など)、実験で利用される科学理論などを調べておく必要があり、その資料探しにライブラリはとても便利でよく利用しています。

八王子キャンパス2号館 工手の泉 ライブラリ

Q. これから大学で頑張りたいことや将来の目標は?

これからの大学生活でみつばちプロジェクトだけではなく、自分が好きな昆虫についての知識を博物館や図書館を活用して身につけていきたいと考えています。また、この数年極端な気温の変化などの異常災害が多いため、定点での生態調査をしてみようと考えています。

Q. 進学先を検討中の人や入学予定の方にメッセージをお願いします!

工学院大学では教授だけではなく、学習支援センターの方やTA(ティーチングアシスタント)の大学院生などにも気軽に相談できるので、楽しいキャンパスライフが送れると思います。

先輩一同、4月にお会いできるのを楽しみにしています

これから始まる大学生活をより一層素敵なものにしていきましょう!
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工学院大学公式noteでは、今後も入学までの間、先輩からのメッセージや授業の様子を発信していきます。お楽しみに!


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