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来春から生徒の気持ちに寄り添える高校教員に #先輩メッセージ

 春から大学生になるみなさんは、新生活に期待や不安、悩みを抱えて、日々を過ごしているのではないでしょうか。この企画では、Q&A形式で在学生の先輩たちから新入生のみなさんへメッセージを送ります!

中村 彩那さん
工学部電気電子工学科4年/電力システム研究室(指導教員:野呂 康宏 教授)/生協学生委員会/指定校制推薦入試/埼玉県立所沢西高等学校出身

プロフィールは2023年12月現在

Q. 入学が決まってから新学期まで、どのように過ごしましたか?

 推薦入試で合格が決まってからは、大学から指定された入学前の課題に取り組んだり、物理や数学の復習をしながら入学後にある習熟度テストに向けて対策の勉強をしていました。また、私は電気についての知識が浅かったため、電気についての勉強をしたり本を読んで少しずつ知識をつけていました。

Q. 工学院大学に入学を決めた理由は?

 数学の教員免許取得を目指しながら再生可能エネルギーについての勉強ができるという点で工学院大学を選びました。また、オープンキャンパスに訪れた際に、学生の方がとても親身になって進路相談にのってくださったり、どの学生さんたちも笑顔で楽しそうに過ごしていたりしてそこに他の大学にはない魅力を感じ、私もこんな風に楽しいキャンパスライフを送りたいと思い工学院大学に入学を決めました。

Q. 工学院大学に入学してよかったことは?

 学習環境がとても整っている点だと思います。キャンパスに実際に行ってみるとより分かりやすいかと思いますが、工学院大学はとてもきれいな自習スペースが多く、一人で集中できるスペースからグループで話し合いながら勉強のできるスペースまで様々な環境が整っています。図書館もとても広く、蔵書数も多いため実験等でレポートを書く際には図書館に行くと多くの文献から課題解決のヒントを得ることができます。 また、八王子キャンパスには学習支援センターという工学院大学の学生であれば誰でも気軽に使用することのできる無料の塾のようなものがあります。そこには専門的な知識を持った先生がおり、授業や課題で困った際にはいつでも助けてくれます。このように学習環境が整っている点は工学院大学の強みの1つだと感じています。

Q. 研究室のようすについて教えてください。

 私の所属する電力システム研究室ではブランチ発表会という他大学と合同で卒業論文の中間発表をする機会があります。普段関わることのできない他大学の同じ分野を研究している学生と交流する機会があり、これは電力システム研究室でしかできない貴重な経験だったと思います。自分の研究と似た研究をしている学生の発表をきくと、自分では気づくことのできなかった視点からの考えを知ることができて勉強になりましたし、自分の分野とは違った研究をしている学生の発表をきくと、自分が4年間学んできた電気の知識の新たな使い方や発展方法を知ることができてとても有意義な時間となりました。発表会には教職員や座長、発表者の相互評価による優秀発表者の表彰もあるため、やりがいもあります。

ブランチ発表会で優秀発表賞をいただきました!

Q. 課外活動での経験について教えてください。

 所属していた生協学生委員会では、新入生やその保護者に向けたイベントを行ったり食堂の新しいメニューを考案したりして、仲間と協力して一つのものをつくり上げる大変さや楽しさ、重要性を学ぶことができました。委員会というと少しかたいイメージがあるかもしれませんが、生協学生委員会はメンバー同士とても仲が良く、アットホームな雰囲気のためのびのびと楽しく活動ができるので、何かしらの課外活動に入りたいけど悩むなという人におすすめです!

生協学生委員会の活動「新入生の集い」

Q. これから大学で頑張りたいことや将来の目標は?

 あと3ヵ月で卒業のためできることは少ないですが、卒業論文を完成させることと新たに入学してくる学生の不安を少しでも取り除いていきたいです。入学前オリエンテーション等にスタッフとして参加し、工学院大学の魅力を伝えながら不安を取り除けたらと思います。 また、私は2024年4月から高校の教員になるため、まずは生徒の気持ちに寄り添えるような教員になることを目標に頑張っていきたいです。同時に大学で学んだ知識を活かして再生可能エネルギーの必要性を伝え、地球温暖化等への問題意識を一人でも多くの人に持ってもらえるような活動をしていきたいです。

Q. 工学院大学のおすすめスポットはどこですか?

 工手の泉(ライブラリ)です。八王子も新宿も雰囲気は異なりますがどちらも勉強に集中できるとても素敵な空間だと思います。特に新宿キャンパスの工手の泉は2023年にリニューアルされたばかりのためとてもきれいで、2階部分は併設されている自動販売機で温かい飲み物と購入してリラックスしながら勉強ができるためとてもお気に入りです。主に卒業論文の作成や教職課程の授業の課題を集中して行いたいときに利用しています。新宿キャンパスの工手の泉はオープンな空間のため周りにも頑張って勉強している学生の姿が見え、自分も頑張ろうという意識が生まれて自宅で勉強するよりもかなりはかどります。

新宿キャンパス 工手の泉

Q. 大学生活のマストアイテムについて教えてください。

 大学生活のマストアイテムはどの学部においてもパソコンだと思います。授業の資料を確認するのも、課題を作成するのも何をするにもパソコンがないとできないので大学に行く際には必ず持っていきます。必要なスペックなどは各学部学科によってだいぶ変わってくるため、入学した際に先生や先輩などから情報を集めたり、大学の各団体が行っている相談会等に参加してみるのもいいと思います! また、電気電子工学科では関数電卓と電験三種の理論の参考書を持っているとかなり役に立つと思うので、その2つとも私の中ではマストアイテムです。

電気電子工学科のマストアイテム 関数電卓と電験三種の理論の参考書

Q. 新1年生へアドバイスをお願いします!

 合格者の皆さん、まずはこれまでたくさんの努力お疲れさまでした。そして合格おめでとうございます! 残りの高校生活はまず友達とたくさん遊んで存分に楽しんでください。その傍らで物理や数学、英語なども勉強しておくと入学後の自分の大きな助けになります。数学は特に微分積分を、英語はTOEICの勉強を中心にやっておくとかなりの役に立ちます。

Q. 進学先を検討中の人や入学予定の方にメッセージをお願いします!

 入学を検討している皆さん、工学院大学は先生や学生、職員の方もみんな優しくて手厚いサポートしてくれるとても温かく過ごしやすい学校です。大学生活は高校と違って授業から生活のリズムまで自分の一つ一つの選択によって大きく変わってきます。そのため困ったこと、悩むことが多くありますが、一緒に乗り越えてくれる人たちがたくさんいます。いろいろな人が優しく手を差し伸べてくれました。そして私はこの大学に入学して、たくさんの素敵な人たちと出会うことができて、人としてたくさん成長することができました。いろいろなことにチャレンジしてみたい人、大学4年間の中でたくさん成長したい人にはぴったりの大学だと思います!

先輩一同、4月にお会いできるのを楽しみにしています

 工学院大学では、新1年生に向けて特設サイトを公開中。大切なお知らせも掲載しますので、こまめにチェックしてくださいね。2024年度新入生X(旧Twitter)もフォローをお願いします!

工学院大学公式noteでは、今後も入学までの間、先輩からのメッセージや授業の様子を発信していきます。お楽しみに!


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