【先生が解説!】流体力学で、コーンスープ缶の粒も完食?!
寒い日に嬉しい「コーンスープ缶」。冬は特においしいですが、コーン粒が缶の中に残って悔しい思いをした人も多いのでは?流体力学を活用した方法で、簡単に解決できます!
なんと、飲み口の下を指で押して平らにするだけ!
少しへこませればOKです。
たった、これだけ。どうして?
流体力学が専門の伊藤慎一郎学長が解説します。
缶のコーンスープ飲料を普通に飲むと、中では粒が入り口に一気に押し寄せ、山盛りになるため、山の下部分は飲み口近くに留まります。
ところが、飲み口下を押して缶の中に小さな山を作ると、粒は少しずつ流れます。最終的にはスープの流れに乗って飲み切れる、というわけです。
この技は、HTB北海道放送の報道番組「イチオシ!!」からの依頼で、伊藤学長がメカニズムを解説しました。同番組スタッフが実践した結果は、なんと飲み残しゼロ!
本学スタッフも試したところ、確かに全てのコーンを食べることができました。
HTB北海道テレビ放送では2022年1月28日に時間帯を変えて2回放映され、好評につき再放送が決まりました。北海道の方は、ぜひご覧ください。
※上記の放送予定は公開時の情報です。全ての放映が終了しています。
今後も不定期で「先生が解説!」シリーズで、メディアでの掲載事例や身近なテーマをお伝えします。