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工学院大学附属中高 文化祭に潜入!大盛況の2日間

こんにちは、工学院大学新聞会です。大学唯一の学生メディアとして工学院大学のキャンパスライフをお届けしています。
今回は工学院大学附属中学校・高等学校の文化祭「夢工祭」に9月にお邪魔しました。

この記事のライター
工学院大学新聞会 てらみ
建築学部建築学科1年 / 特技:お絵描き / 苦手なこと:電話の着信音 / 大学生活の楽しみ:トロンボーン

トロンボーンを演奏する筆者

今年の夢工祭のスローガンは、「仲間と共にLet's enjoy your dream」。脱出ゲームやお化け屋敷、カジノゲームなどの多彩なクラス企画、ダンス部や吹奏楽部のステージ発表、屋台販売など、約60の出し物でにぎわいました。

夢工祭開催の中心となった生徒会長・夢工祭実行委員長のお二人にお話しを聞き、いろんな出し物を楽しんできましたので、その様子をお届けします。

夢工祭実行委員長の内田 遥乃香さん(左)と生徒会長の高橋 朋希さん(右)

生徒会長の高橋さんは、文化祭の当日に全体が上手くまわるように統括を担当。校内を見回り、臨機応変に対応する役割です。「3年ぶりの有観客開催ということで、どの団体も力が入っているのを感じます。この数年間は保護者以外の方に見せる機会がなかったからでしょうか、とりわけダンス部がやる気に満ちています。また、屋台の出店も3年ぶりということで夢工祭そのものが活気で溢れています!」と夢工祭の様子を話してくれました。

感染対策をした上で、屋台村も3年ぶりに復活

夢工祭実行委員長の内田さんは、「準備段階での実行委員各部門の統率や当日朝までの校舎全体の装飾など、大変なことも沢山ありましたが、無事に開催出来て良かったです。」と当日までの準備を振り返りました。

吹き抜け空間を彩る横断幕について、「方向性を決めた実行委員や有志のデザイナー、投票で最終決定をした学校全生徒の思いが詰まっています。」と教えてくれました。内田さんは、当日は横断幕をはじめとした装飾品が外れないかの確認や、各所に消毒が設置されているか確認し、安全で安心な文化祭の実現に徹しました。

校舎に入ると巨大な横断幕が、来場者を出迎えます。

クラスや部活の出し物も、体験・見学させてもらいました。多くの来場者で活気にあふれていました。

高校1-4 縁日

射的やもぐら叩きなど、縁日らしい企画が実施されていました。特に割りばし鉄砲のクオリティを上げることにこだわったそうです。お話を聞かせてくれた受付の二人は高校入学のため、今年が初めての夢工祭。予想を遥かに上回る人が来て、初日に用意していた景品がなくなってしまうほどの盛り上がりでした。

高校2-5 キッキングスナイパー

ボールを蹴ったり投げたりして的を倒すというシンプルな遊びですが、的にそれなりの高さがあり更に横に動くので、難易度は少し高め。特に滑車の設計に力を入れ、紐が絡まらないように机の下まで工夫したのだそうです。大人から子供まで、幅広い年齢層の方が楽しんでいました。

中3作品展示

中学3年生の作品展示は、これまでの授業課題や夏休みの自由研究が中心でした。テーマが比較的に自由な探求課題が多く、生徒一人ひとりの個性や自主性が大事にされているのだなと感じました。

ダンス部

3年ぶりに外部の方の前で発表する機会があったダンス部。各グループで振り付けや選曲に個性が出ていて素敵でした。生徒会長の高橋さんが話していたように、カメラのレンズ越しであっても気合が伝わってきます。

吹奏楽部

大人数で演奏していると錯覚する程、迫力がありました。吹奏楽部ですが、エレキギターやベースを用いたアレンジも意外性があって魅力的でした。突然のアンコール対応も楽しめました。

サイエンス部 生物班

アートアクアリウムの展示が行われていました。薄暗い室内で、色とりどりの水生生物がライトアップされた空間は幻想的な美しさがあり、生き物ひとつひとつの解説を丁寧にしてくれました。展示物の生き物だけでなく、装飾に使用された電気にも力が入っています。また、隣では同部天文班がVRプラネタリウムを企画。とても人気の企画でした。

デジタルクリエイター育成部

ビー玉の転がる海賊船を、3Dプリンターを用いて書き出していました。モチーフが海賊船ということで、海賊風のアバターや大砲まで作成されており、細部へのこだわりが感じられました。他に展示されていた校舎模型には3週間、松本城模型には4か月もの製作時間を要したそうです。同室内で放映されていた部活動紹介動画のクオリティが素晴らしかったです。

新聞会が運営するWebメディア「Kogakuin Times」では、夢工祭の屋台村の様子と新聞会の学生による食レポをお届けしています。こちらもぜひご覧ください!

✏学生ライター 編集後記
どの企画からも活気と盛り上がりが感じられ、どこか懐かしいような気分でした。私自身の高校生活最後の文化祭が無観客で小規模なものだったので、少し物足りないような気がしていたのですが、今回こうして活気に満ちた有観客の文化祭を堪能する機会を頂けて非常に嬉しく思います。開場から終了までどこに行っても多くの人の笑顔が見られました。


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