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キミの「やりたい!」をサポート。工学院大学学生チャレンジ活動奨励金

学生の新しいチャレンジを支援する「工学院大学学生チャレンジ活動奨励金」が2024年度よりスタートしました。
今回は第1期募集で採択された企画の中から2企画の代表に集まってもらい、応募した時の心境や今の動きについて聞く座談会を開催しました。

【企画名・インタビュー学生】
企画名:リサーチプロジェクト
代表:建築学専攻1年 高橋 俊樹さん
テーマに沿った建築について、研究室の枠を超えて様々な分野から議論・調査し、その成果を発表する展示会を開催する企画。研究の専門分野に偏らない活発な議論・交流の場を学内に増やすことを目的としている。

企画名:工学院ハッカソン
代表:情報学部情報デザイン学科3年 永江 恵尚さん
「特定のテーマに沿ってアイディアや技術を持ち寄ってアプリケーションなどを短期間に開発するイベント」であるハッカソンを学内に浸透させることを目的にしている。学内向けのハッカソンを近日開催予定。

ー企画にチャレンジしようと思ったきっかけは?

工学院ハッカソンを企画した永江さん

永江:大学で学んだことを活かす場として自分でもハッカソンにチャレンジしたことがあるのですが、敷居の高さを感じて初めて参加するときはかなり勇気がいりました。ただ、いざ参加してみるととても面白く、ものづくりの魅力を感じられました
学内で初心者向けのハッカソンを開催し、工学院大学生のハッカソン参加へのハードルを下げて、多くの人にその魅力を知ってもらいたいと思い企画しました。

リサーチプロジェクトを企画した高橋さん

高橋:もともと研究室で建築家の書いた本を読んで解釈について話し合い理解を深めていく読書会を開催していたのですが、やっていくうちに、これを討論だけにとどまらず、実際に調査に行ったり、まとめた内容を発表・展示する機会を作ったりしたらもっと有意義な学びになるのではと思ったことがきっかけです。

ー現在の企画の進捗を教えてください。

高橋:4月からテーマのすり合わせや調査の計画・現地へ行くための手続きなどを行っていました。一通り方向性が決まったので、早速6月下旬に島根県・鳥取県にある建築家の作品の調査に行ってきました!

永江:今は第1回の学内ハッカソンを開催に向けて準備をしています。現在は広報面の課題が見えてきてポスターやウェブサイトの見直しをしています。

ーどんなところにやりがいを感じていますか?

永江:今回初めてイベントを運営する側になったことで、ターゲットを誰にするか、そのためにどういったアプローチをかけるかなど、今まで持っていなかった視点で物事を見ることができました。社会人になってからも活きてきそうな経験ができているなと感じています。

高橋:企画にしたことで規模が大きくなったところですね。参加者が増えたので、毎週の打ち合わせではたくさんの意見が出てきて、その中に新しい発見があり充実しています。

ー逆に苦労しているところはありますか?

永江:自分たちの企画やその魅力がどうやったらみんなに伝わるんだろうと悩んでいます。明確な答えがあるわけではないので、日々試行錯誤しています。

ー実際に応募するときはどんな気持ちでしたか?

高橋:通ったらラッキーくらいの気持ちで、せっかくなのでチャレンジしてみようと思って応募しました。

ーこの奨励金はどんなところに魅力を感じましたか?

永江:サークルでは毎年やることがある程度決まっているので、新しいことをやるのがなかなか難しいと感じていました。でも、この奨励金は単年度でのチャレンジを支援してくれるので、そのとき在籍している部員がやりたいと思ったことに挑戦できることが魅力だと思いました。

高橋:既存の枠組みにとらわれず、学科や研究室を飛び越えて活動できるところが魅力です。学内での新しい接点を作るきっかけになっていると思います。

ー応募にあたって苦労したところは?

高橋:応募時には企画書・予算申請書・アピール資料を提出するのですが、予算申請書の作成に苦労しました。1年間の見通しを立てて予算を考えるという経験をしたことがなかったので、そこは大変でしたね。一人ではやりきれないのでメンバーで手分けをして乗り越えました。

永江:第1期の募集ということで、前例がなかったので、何をどこまで準備すればよいのだろうか手探りで準備をしたので大変でした。応募を検討している人向けの個別相談会が開かれていたのでそこを活用して応募書類を完成させることができました。

ー選考を通して印象に残っていることはありますか?

高橋:基本は書類審査なのですが、場合によっては面接があります。私は面接も受けましたが、企画を通した経験をどうやって学内外へ展開していくのかについて詳しく聞かれました。奨励金としてどういったことを重視しているのかよく分かりました。

ーこの企画を通してどんなことを達成したいですか?

永江:ハッカソンをたくさんの人に知ってもらいたいです。そしてこの企画をきっかけにハッカソンに参加する人を増やしたいです。最終的には工学院大学生のITリテラシーの向上につながるきっかけになればと思っています。

高橋:調査しているテーマ自体は建築分野ですが、建築を学んでいる人はもちろん、そうでない人にも興味を持ってもらえるような発表の場を作っていきたいです。

ーこれから応募する皆さんにアドバイスをお願いします!

永江:正直、大変と感じることももちろんありますが、比較的時間の取れる学生時代に大きなチャレンジができるとてもいい機会だと思います!

高橋:全部を一人でやろうとするとなかなかうまく進まないことがあります。一緒に取り組める仲間と応募することをお勧めします。

工学院大学学生チャレンジ活動奨励金は現在、2024年度後期からの第2期企画を募集しています。

学生ポータルサイト(キューポート)には募集説明会の動画もアップしています。詳しくは学生支援課までお問い合わせください。
たくさんのご応募をお待ちしております!

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