東京産ハチミツでものづくり 初めての期間限定ショップ
みつばちプロジェクト(みつプロ)とScience Create Project(SCP)は、8月20日(土)、21日(日)に京王聖蹟桜ケ丘ショッピングセンターで初めての一般販売を行いました。
KUTE Honey シリーズのハンドクリーム、ハンドソープ、入浴料を販売したところ、2日間で20万円以上売り上げ大盛況でした。SCPは、販売ブースの横でふわふわスライムを作る科学実験ブースを出展し、400人以上の親子連れが実験を楽しみました。
みつばちプロジェクトのハチミツ配合 KUTE Honeyシリーズ
今回販売したKUTE Honey シリーズは、みつプロとSCPの学生たちが、化粧品メーカーと協働で企画・開発しました。原材料には、キャンパスで養蜂、採取したハチミツが使われています。リラックス効果を誘うハチミツの甘い香りと天然ハチミツ由来の保湿効果が特徴です。
2018年には入浴料「KUTE Honey in the bath」、2019年から2020年にかけて「KUTE Honeyハンドクリーム」、2022年に「KUTE Honeyハンドソープ」を製品化しました。
期間限定ショップをゼロから準備
みつプロもSCPも販売は、未経験。既存の店に商品を置いてもらうのではなく、京王聖蹟桜ケ丘ショッピングセンターの屋外スペースに自分たちで期間限定ショップを作り上げる必要がありました。
販売が決定した7月中旬から、約1ヵ月で準備を進めました。現地視察を経て、SCPの科学実験の内容や当日のレイアウトを決め、必要な物品の手配を進めました。大学の広報とも連携し、学内外で販売を告知しました。
製品を紹介するポップを制作し、店頭の飾りつけも学生たちで考えました。普段の活動が伝わるように、養蜂写真や養蜂着、巣箱などを用意しました。長時間の屋外での対応となるため、各団体で熱中症にならないように活動シフトの管理を徹底しました。さらに、実験ブースが混雑したときのために整理券を用意するなど、当日をイメージしてできる限りの準備を行いました。
売上20万円達成 大盛況の2日間
当日は朝10時からスタート。1日目の開店直後からたくさんのお客様にお越しいただきました。大学で採れたハチミツで製品を作っていることを伝えると驚く人が多数。多くの方が、ハチミツを天然保湿成分として使われていることに興味をもってくださいました。ハチミツの甘い香りや付け心地、洗い心地が好評でした。
科学実験ブースも午後には待ち列ができるほど盛況でした。KUTE Honeyハンドソープを入れて、ハチミツの香りがするふわふわのスライムを作りました。実験のあとは、SCPの学生たちが子どもたちの年齢に合わせて解説し、楽しく学んでもらいました。夏休みのすてきな思い出になったようです。
日経新聞などメディアに多数掲載
今回の販売をきっかけに、KUTE Honeyシリーズは、メディアにも取り上げられました。8月17日に日本経済新聞の「キャンパス発この一品」に掲載。記事をご覧いただいた方から、多くのお問い合わせをいただきました。
さらに、9月上旬にはみつばちプロジェクトがJ:COMチャンネル「ジモト応援!つながるNews」に出演。プロジェクトの活動やKUTE Honeyシリーズを紹介しました。この他にも、販売についてWEBニュースに掲載されました。
学内企画も実施
今年は、学内でも知ってもらう取り組みを強化してきました。大学と連携し学内のあらゆる手洗い場に、KUTE Honeyハンドソープを設置。さらに、八王子キャンパスでハンドソープをプレゼントするクイズラリーを企画したところ、70名以上の応募がありました。
5年間の活動が実を結んだ夏
2018年に入浴料を初めて作ったころは、学内でみつプロやSCPを知る人は多くありませんでした。製品の企画・開発はもちろんですが、数年かけて学内イベントでの配布、企業とのコラボ、SNSでの発信、大学と連携した広報活動など、その時にできることをコツコツと積み上げてきました。その結果、歴代の先輩たちも目標としてきた初めての一般販売が、今夏に実現しました。
今後も次の販売や企画に向けて活動の幅を広げていく予定です!応援よろしくお願いします。