工学院大学附属中高 文化祭に潜入!才能輝く2日間
こんにちは、工学院大学新聞会です! 新聞会では、各種SNSやYouTubeを通じて、工学院大学の学生団体や部活動、その他関連団体の活動を紹介しています。
今回は、私の母校である工学院大学附属中学校・高等学校の文化祭「夢工祭」にお邪魔しました。
私は、2020年度~2022年度の間工学院大学附属高等学校に通っていました。在学中は「デジタルクリエイター育成部」に所属し、教育版マインクラフトの大会参加など様々な活動をしていました。また、夢工祭実行委員会の副委員長を担当し、実行委員会の活動もしていました。そんな私が、卒業してから2年経過した夢工祭を取材し、高校時代と比較しながら、今年の夢工祭の様子をお伝えします!
今年の夢工祭は、スローガン「才華蘭発~青春を輝かせる1ページ~」を掲げ、才能を開花させ、青春の1ページに残るようなイベントを目指して、開催されました。
正面玄関から入ると、毎年恒例の懸垂幕が出迎えてくれました。今年は透明感のある青と白の懸垂幕が吊るされ、横からは一昨年からレイアウトが大きく変更された巨大なリボンで高校棟の吹き抜けを飾り付けられていました。使っている素材はほぼ毎年同じなのに、年度ごとにまったく異なる雰囲気になるのが不思議です。
夢工祭は、夢工祭実行委員長を中心とする実行委員会によって準備が進められます。また、生徒会の皆さんも準備や当日の様々な業務を手伝い、実行委員会と共に夢工祭の成功に向けて奮闘されていました。
吹奏楽部
夢工祭1日目の最初にアトリウム特設ステージで演奏を行ったのは、吹奏楽部です。夢工祭の始まりを飾るにふさわしいとても素敵な合奏でした。私の時はコロナ渦で少人数での演奏でしたが、大人数での演奏は当時よりも段違いに迫力があり、驚きました!
旅行・鐡道部
吹奏楽部の演奏を聴き終え、校内を歩いていたところ鉄道模型の走る音が聞こえ、入ってみるとそこでは旅行・鐡道部が鉄道模型やジオラマの展示などを行っていました。いろいろな作品が展示されている中でも、鉄道模型コンテスト2020モジュール部門でベストファンタジー賞を受賞した作品のインパクトは強烈でした!
高校2年6組『STAR☆BOWLER』
旅行・鐡道部の細密な鉄道模型やジオラマを見終え、次に入ったのは2年6組の「STAR☆BOWLER」でした。シンプルなボウリングなのですが、養生テープで作られた若干凹凸のあるボールと水の量が異なるピンにより、想像以上の難易度でした。
高校1年7組『SEVENマネーを集めよう!』
ボウリングの難易度に驚きつつ、次に見つけたのは1年7組の「SEVENマネーを集めよう!」でした。ボールを蹴って的に当てるというシンプルなルールではあるものの、一番手前の的は台車によって左右に動いたり、的が箱の上に配置されていたりと、難易度調整が素晴らしかったです!ほかにも、いくつかゲームが用意されていて、どれも面白いものばかりでした。
中学3年『オーストラリアレポート』
台車の動く的の難易度に唸りつつ、さらに校内を歩いていると、中学3年生のポスター展示を見つけました!今年はオーストラリアにて行われた海外異文化体験研修へ行った時のレポートがポスター形式で展示されていました。現地の方へのインタビューや現地の文化などについて紹介されていて、とても興味深かったです!
中学1・2年 教室展示
海外に行ったことがない私は、中学3年生によるオーストラリアレポートに見入ってしまいました。
次に中学棟にて行われていたのは、中学1・2年生による教室展示と英語スピーチ、探究グループ発表でした。その中でも家庭科の調理実習の記録は各生徒それぞれの料理の個性だけでなく、ポスターのデザインまで多種多様でいつまでも見ていられそうなほど魅力的でした!
屋台村
屋台村では、11団体が模擬店を出店し、多くのお客さんの空腹を満たしていました。今回の記事では、そのうちの一部をご紹介します。
まず1つ目に紹介するのは、サッカー部によるフランクフルトです。焼いている音と香りだけでお腹がすいてしまい、思わず購入しました。ケチャップとマスタードはセルフサービスだったので、一緒に買った友達とそれぞれのかけ方の違いを比べるのも面白かったです。食べてみると、焼きたてで肉汁が口いっぱいに広がり、とても美味しかったです。
2つ目に紹介するのは、中高ダンス部によるフルーツソーダです。1日目は大変暑かったので、冷たさと炭酸がとてもおいしく感じました!
3つ目に紹介するのは、女子バスケ部による焼きそばです。最初は焼うどんを販売していましたが、想定以上の売れ行きでうどんがなくなってしまい、急遽残った他の具材を使って焼きそばを提供していました。私が行ったときは閉店間際だったため焼きそばを食べました。焼きそばの麺のもちもちさと、もやしのシャキシャキ感に加え、ソーセージの肉汁が相まってとても美味しい焼きそばでした!突然の計画変更でここまでの美味しさを提供できるのはすごいですね。
ダンス部
1日目のラストと2日目のオープニングは中高ダンス部が盛大に盛り上げてくれました!かっこいいダンスから可愛いダンスまで本当に多種多様なダンスが盛り沢山で、お客さんもいっぱい集まって盛り上がっていました。(2枚目の画像に一部だけ映り込んでいますが、この画角の外にもさらに多くの人が見ていました!)
デジタルクリエイター育成部
さて、個人的に注目しているのが、当時所属していたデジクリことデジタルクリエイター育成部です。この部活は、私が入学した年に1学年上の先輩たちが始めたものづくり活動を、私たちの学年がさらに発展させ、今では、附属中高でも有数の大所帯となり、幅広い分野のものづくりに取り組む部活へと成長しています。
今年の夢工祭では、マイクラ班は教育版マインクラフトを使ってゼロから自分たちで作り上げたゲームを体験できるスペースを設置し、プログラミング班はPythonというプログラミング言語で作った落ち物パズルゲームを展示していました。また、3Dプリンター班は輪ゴム鉄砲を制作して射的を行い、動画制作班は作成した動画の展示、楽曲制作班は作った楽曲を流すなど多彩な活動を行っていました。特にマイクラ班は卒業した後も活動を見守っていますが、毎年毎年「今年も去年とは違う凄いものが出来ている…」と感心させられる多種多様で高クオリティなゲームをたくさん制作しており、とても面白いです!
今回の記事を通じて、数年前のコロナ渦では見られなかった大盛り上がりの夢工祭の様子が少しでも伝われば幸いです。
ここで紹介しきれなかったクラスの企画などは、工学院大学附属中学校・高等学校および同校入試広報部のYouTubeチャンネルにて、動画が公開されておりますので、ぜひご覧ください。
また、工学院大学新聞会では、大学noteの一部記事の執筆に加え、本委員会が運営するWebサイト「KogakuinTimes」で工学院大学や周辺地域に関する記事の公開、YouTubeチャンネルで動画の公開や生放送を行っております。こちらもぜひご覧ください。