Action! #11 動く壁 ”キネティック・ウォール"がある新宿キャンパス
工学院大学の特色を動画で届ける特集、「Action!」。シリーズ第11弾は、新宿駅西口にある新宿キャンパスです。地上高133m、新宿駅からの地下道と直結している都市型キャンパスです。今回は動画とともに2020年にリニューアルした新宿アトリウムについてお伝えします。
↑ この動画はスマートフォン(iPhone)で撮影しました。スマホ縦画面で是非ご視聴ください。
動く壁、キネティック・ウォール
― 2020年に1階アトリウムがリニューアルされ、常設では日本初となるキネティック・ウォールが設置されました。
新宿キャンパス1階のアトリウムはオープンキャンパスや学会発表など、多くの人々が集う会場として利用されてきました。新宿から世界に向けて新しいことにチャレンジできる空間としてリニューアル。
リニューアルには、本学建築学部の教員が携わり、西森陸雄教授が設計を担当、テーブルやソファーなどの家具の選定はインテリアデザイン分野が専門の塩見一郎教授が担当しました。 「大学」と「社会」の接点として、日常に賑わいを創出するとともに、ステージイベントやライブ配信イベント、パブリックビューイングなどさまざまな用途での活用を期待してのリニューアルとなりました。
2020年夏に竣工するが…
― 予定されていたイベントは中止や延期に
竣工した2020年はコロナ禍で大学の授業やイベントへの影響も大きく、本学も原則遠隔授業となっており、学生の姿も少なくひっそりとした中、竣工となりました。
そのような中でしたが、2019年末より募集されていた新宿アトリウムデジタルアートコンペティションのファイナリスト5組がオンラインも活用しながらコンテンツの準備を進め、最終審査は2020年11月に開催。コンペの様子はダイジェスト版動画で詳細確認できます。
オンラインライブの舞台に
― 人が集うイベントの実施が難しい中、オンラインライブの会場として利用されました。
2020年秋、GLAY・TERUが「LIVE at HOME Vol.4」を新宿アトリウムから配信。GLAY のTERU を中心に、GLAY のベース・JIRO、サポートメンバーのドラム・TOSHI、ピアニスト・村山☆潤(FLOWER FLOWER)、さらにストリングスのカルテットという豪華ゲストミュージシャンとともに、クラシカルに特別アレンジされたGLAY の名曲10 曲を新宿アトリウムから配信しました。
ステージを彩る空間演出では、工学院大学学園祭実行委員会の学生が演出スタッフとして参加し、TERU と共にアイデアを出し合いながら徹底したこだわりのステージを制作。曲に合わせた美しい映像と紅葉をイメージした飾り付けからは、手づくりならではの人の温もりが感じられ、TERU のイメージする世界観を凝縮した特別な空間を作り上げました。
新型コロナウィルスの影響で2020年は学園祭の実施が出来ず、前年の2019年も台風で八王子祭が中止となったため、久しぶりの舞台装飾となりました。
2年振りの新宿祭
―「ボクらのオンライン学園祭2021」で複数入賞!
2021年は現地での来場者を学内生のみに限定する形で2年振りに新宿祭を開催。対面とオンラインを併用したハイブリッド形式で開催となりました。ステージ企画では新宿アトリウムの空間でダンスを披露したダンスサークル「RERDY」の動画が、「ボクらのオンライン学園祭2021」のダンス動画部門で入賞。ドローンを使った撮影など、工学院大学新聞会の学生たちも収録に参加しました。
もうすぐ卒業シーズン
―3月19日(土)には学位授与式が予定されています。
2021年3月、学位授与式の式典は京王プラザホテルで挙行されました。学位記の受け取りで新宿キャンパスに来た卒業生の皆さんは新宿アトリウムで記念撮影。
アトリウムのキネティック・ウォールの下部にある木目部分がフォトスポットとして人気でした。今年はどのようなポーズで撮影する方が多いのでしょうか。楽しみですね。
※2021年度学位授与式の開催方法は大学HPでお知らせします。
最後に
今回は新宿アトリウムについて、竣工してから実施したイベントを中心にお伝えしました。2022年も勢いは止まることなく、毎度おなじみ流浪の番組、「タモリ倶楽部」2月4日(金)放映分の収録もこの新宿アトリウムで行いました。流体力学の専門家として伊藤慎一郎学長や伊藤研究室の学生も登場します。
敷地面積は決して広くない新宿キャンパスですが、面白い情報は高さ以上に詰まっています。(ちなみに高さ133mは大学単独の建物の高さでは日本一です)
その他、色々な情報は別の機会に発信します。お楽しみに!
※過去のAction!は、特設サイトで公開中!