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対面授業は10時10分スタート!キャンパスライフイノベーション 始動

工学院大学

 学生の成長・自立を加速する“学び”の改革「キャンパスライフイノベーション」が2022年度からスタート。対面・遠隔授業のメリットを活かした時間割編成を組むことが可能となりました。
 noteでのmado第1弾は、今年度からの時間割改革に向けた背景や学生に向けた想いなどを教学担当副学長の蒲池みゆき教授に伺いました。

蒲池みゆき副学長

Q.2022年度の授業方針について、大きな時間割改革を打ち出しました。そこに至る背景を教えてください。

 コロナ禍前もオンライン授業は試行しておりましたが、2020年の緊急事態宣言発出を契機に、全学部でデジタルツールを活用したオンライン授業の導入に着手しました。その中で、オンライン授業のメリットを大学が実感し、多くの学生が授業形態の多様化に利便性を感じたことがアンケートの結果から明らかになりました。そこで2022年度から、オンライン授業を本格的に取り入れることにしました。

Q.具体的な変更点を教えてください。

 コロナ禍を経て、企業活動をはじめさまざまな分野でオンラインを活用することは増えてきました。工学院大学ではアフターコロナの社会を見据えて、オンラインのメリットを活かしながら、対面でのコミュニケーションが必要な授業とのハイブリッド形式での時間割設計を行いました。具体的には以下の3点となります。

1.デジタルツールを活用した授業のオンライン化
2.実験・実習系の授業は対面でしっかり学修
3.より効果的に受講できるように時間割を大幅に改編

 通学時のラッシュ回避課外活動への参加がしやすくなるなど、時空間的利便性を追求したキャンパスライフを過ごすことが可能となりました。

Q.授業のオンライン化について、具体的な内容を教えてください。

 実習や実験など必ず対面で行わなければならない科目以外は、オンライン授業に移行しました。教室に来なくても、好きな場所で受講できることが大きなメリットです。オンライン授業は同時双方向型、ハイフレックス型、オンデマンド型の3つがあります。

同時双方向型:決められた曜日時限にデジタルツールを用いて実施する授業
ハイフレックス型:
対面とオンラインで同時に行う授業
オンデマンド型:
任意の時間に受講できる授業

 教材は学修管理システム(LMS)などを経由し手軽にアクセスできるため、何度も読み返せます。「予習・復習がやりやすい」という声も多く、今まで授業についていけなかった学生にとっても、繰り返し学修ができ役立っています。工学院大学では、オンラインで行う空間を新宿、八王子に続く「第3のキャンパス」と位置付けて、学生の利便性向上に努めています。

Q.実験・実習系の授業はどのような点で対面が望ましいのでしょうか。

 工科系大学として、実験や実習は対面授業を重視しています。1年次から実験やPBL(問題解決型学修)科目を多く取り入れて、実践力を身につけます。工作機械を用いた特殊加工や計測、事故に注意すべき化学薬品の適切な扱い方といったことは、対面でないと身につくのが難しい分野です。
 教員は、学生が実験などに向き合う姿を直接見ることで、どの段階で悩んでいるのかをくみ取り、タイミングよく声かけができます。その積み重ねが、学びをより深めるポイントなのです。

Q.大きく改編した時間割について詳しく教えてください。

 オンライン授業と対面授業の整備とともに、時間割の見直しは必須課題でした。まず、1時限と6時限はすべてオンデマンド型授業にして、通学時のラッシュを避けられるようにしました。その代わり、2~5時限は対面の実験・実習・演習授業を主に組み込んでいます。キャンパスで行われる授業は2時限目開始時刻の10時10分からとなるので、通学エリアが拡大することも期待できます。新宿と八王子の両キャンパスを結ぶシャトルバスには今年度からWi-Fiが利用可能となる予定です。移動時間にオンデマンド授業を受講することもできます。
 そして、基礎科目、専門科目、実験科目の曜日を学部ごとに決めて、まとめて受講できる配慮もしています。授業時間も1コマあたり105分から90分へとすることで5時限目は17時20分までとなりました。
 効率よく時間割が組めれば、学生自身の時間も増えるはずです。オンデマンド型授業での繰り返し受講のほか、学生プロジェクトや部活動などの課外活動、他大学や産業界との連携などに時間を費やすなど、今まで以上に充実したキャンパスライフを過ごして欲しいですね。
 

Q.新たな学びのスタイルを学生にどのように活用してほしいですか。

 私たちが学生に求めるのは、「主体性」です。学生自身の時間づくりに注力しているのは、自分の時間を有効活用するべく、自主的に動いてほしいからです。例えば、オンデマンド授業をいつ・どこで受講するかなど、今まで以上に自分自身でのスケジュール管理が重要となってきます。これは社会人になってからも必要なスキルですので、在学中にしっかり経験してほしいと思います。
 学びや創造活動に積極的で好奇心旺盛、真摯な姿勢で何事にも取り組む学生にあふれるキャンパス、それが工学院大学の望む姿です。

最後に

 工学院大学は、歴史から受け継がれた伝統の中で、教員の一人一人が「学生ファースト」の気持ちを大切にし、学ぶ意欲に応える姿勢を貫いています。確実に技術を身につけてから社会へ飛び立っていただく足がかりとして、今回の時間割改編は従来のキャンパスライフから進化するきっかけになるでしょう。2022年度から新たなステップを踏み出しました。新しい工学院大学に期待してください。



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