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【新入職員座談会】「大学職員の就活」のリアル 後編

こんにちは。工学院大学採用担当です。

今年の4月に入職したばかりの24卒の職員に集まっていただき、自身が体験した就職活動をメインに、工学院大学を志望した理由、今の仕事についてなどざっくばらんに話してもらった様子をお届けします!

<前編はこちらから>

このnoteを読んでくださっている就活生の皆さんにとって、少しでも参考になり、不安が解消されるきっかけになれば嬉しいです。

後編では、工学院大学へのエントリーを決めてから現在までのお話を聞いてみました。

<工学院大学への”本音”の志望理由>

採用担当A:
せっかくの機会ですので、本学へのリアルな志望理由を教えてもらいましょう(笑)。就活用じゃないやつでお願いします!

Hさん:
僕は工学院大学出身なので、やはり母校で働きたいという思いが1番の理由になりますね。

Yさん:
僕は正直に言うとキャンパスの立地ですね。もう一つ心に残っているのが、面接です。工学院大学の面接は雑談のような話しやすい雰囲気であったため、自分の思いを伝えやすかったことがすごく印象に残っています。本番の面接は工学院が初めてで緊張していたんですよね。

採用担当A:
工学院大学の面接は一次面接からいきなり対面だから、緊張も大きかったかもしれないですね。

Yさん:
そうなんですよ。だから遅刻は絶対にしてはいけないと思って、2時間くらい早く来て心を落ち着けていました(笑)。

採用担当A:
2時間は早すぎるよ(笑)。でもそれだけ緊張していたんですね。

Kさん:
私は、もともと工学院大学の名前は聞いたことがあって、3月下旬に開催されていた新宿キャンパスの業務紹介セミナーに来たんです。1階のアトリウムだったんですけど、キネティックウォールと落ち着いた音楽の雰囲気がすごく好きで……。職員さんよりキネティックウォールを見ていたくらい(笑)。

採用担当A:
Kさんは美術館巡りがお好きですよね?それに通じるものがあるのかな。

Kさん:
そうなんですよ。でも雰囲気だけではなくて、そのセミナーで聞いた「教育業界に興味を持つ人」という求める人物像が私に合っているとも思いました。キャンパスライフイノベーションやハイブリッド留学®について聞いた時も、「学生目線を取り入れた」というフレーズが良く出てきて、職員さんが学生視点に立って考えようとしている姿勢を感じて志望度が高まりました。でも決め手は壁です(笑)

キネティックウォール

Sさん:
私は大学業界を早くから見ていたので、業務内容や待遇面に関しては、良い意味でどの大学もあまり差がないと思っていました。学生時代に色々なアルバイトをしていた経験から、長く働く上では、仕事内容よりも一緒に働く人が大切だと感じ、就活中は職場の雰囲気を注力してみるようにしていました。
様々な大学の座談会に行って職員さんとお話ししましたが、正直自分がここで働くっていうイメージが湧かない大学もありました。その点、工学院大学の座談会は、若手職員同士の仲がよさそうなところがとても印象に残っています。若手職員でこの間スキーに行ったっていう話を聞けたり(笑)。先ほどKさんが言っていた業務紹介セミナーにも来たのですが、中堅の職員も優しくて話しやすい方で、この大学の職員さんは全員いい雰囲気だなと実感できましたね。

また座談会では、人事の方が就活生から距離を取って、質問の内容を見に来ないところも好印象でした。他大学の座談会では、「質問の内容も選考に含まれているかもしれない」と差し支えない質問しかできないことが多かったのですが、工学院大学の座談会では給与面や待遇も率直に聞けました。

真っ白な項目がある手書きESを書くのは正直大変そうだな思ったのですが、それでも書きたい!工学院大学に入りたい!という気持ちになれるイベントでした。

総合企画部 広報課 Sさん

採用担当A:
採用担当としてすごく嬉しい理由!本当に、3月の本選考前の座談会も、8月2日に実施予定のサマーインターンの座談会も、人事課は話す内容関与しないですし、だれが何聞いたなどのメモも一切しません。是非安心してなんでも聞きに来てほしいなと思っています。

<入職後のギャップ>

採用担当A:
ここからは、配属が決まってからのことを聞いてみようと思います。
大学職員の仕事といえば、教務課や学生支援課のような学生と密にかかわる部署のイメージが強いと思いますが、皆さんは大学生と直接かかわることが比較的少ない部署に配属になっていますよね。入職後に描いていた姿とギャップを感じたことはありますか?

Yさん:
ギャップしかないです。

(一同笑い)

Yさん:
総務課に配属の連絡をもらったときは、まったくイメージがわかなかったです。かえって楽しみではあったんですけどね。配属されたら、自分と年齢の離れた方も多かったのですが、皆さんやさしく話しかけてくれました。

Hさん:
僕は中高事務室に配属先の連絡をいただいたときは、正直「そういえばそんな部署あったな」という印象でした。
配属されたら、部署の人はもちろん生徒や先生とも距離が近くて、すごく話しやすい環境だと感じました。同期で一人だけ八王子勤務ですけど、逆に新宿で働くイメージがつかないくらいなじめています(笑)。

附属中学校・高等学校事務室 Hさん

Kさん:
私は、入学広報課と言われたときは、正直「入試の部署」程度のことしかイメージが湧かなかったです。
配属されてみると、入学試験はもちろん、進学相談会やオープンキャンパスなどイベント対応の業務が多いことに驚きました。その際は、休日に勤務することもありますが、日曜に出勤した分、平日に振替休日を取ることができるので、休日ですと混むような行楽地に行くときに便利というメリットもあります!

Sさん:
私は面接のときから広報に携わりたいと話していたので、まさか希望が本当に通ると思っておらず驚きました。
選考時に、「お休みが取りやすい」という話は聞いていて、正直本当かなと疑っていたのですが、入職してみると、お休みの取りやすさを実感しました。入職してまだ3ヶ月ですが、すでに何日かお休みをいただいて、旅行や推しのライブに行きました。私は良い意味でのギャップを感じましたね。

採用担当A:
部署にもよりますが、特別なイベントの日でもなければ柔軟にお休みを取れることが多いですよね。

<現在の担当業務>

採用担当A:
今担当している仕事はどんなものがありますか?

Sさん:
私は現在、他部署からの大学webサイトの修正・追加依頼の対応やnoteの作成、メディアの取材・撮影の対応などを行っています。
※編集部注:この採用noteの作成もSさんに携わってもらっています!

Yさん:
現在の業務は、文科省の調査と工学院大学独自のchatbotの担当業務がメインです。あと、総務課に来る突発的な依頼やトラブルへの対応をしています。

Kさん:
仕事としては、外部会場や高校での進学相談会の手配、代理店との折衝をしています。他部署の職員さんに協力してもらっているので、スケジューリングや依頼をかけたりしていますね。あと、大学案内などの新しい資料が完成したら、関係各社や高校に送ったりしています。

入学広報部 入学広報課 Kさん

Hさん:
中高全体のICT環境の整備を情報システム部と協力して進めています。また、保護者や他校からの電話はよく来るのでそれに対応したり、校内の施設でトラブルがあった際にその対応にむかったり、日々忙しく過ごしています。

採用担当A:
入職してすぐ部署配属で、大変なこともあると思いますが、入職3か月後の人事課面談、半年後のフォローアップ研修など、定期的に皆さんの現状をヒアリングできる機会を設ける予定です。もちろん、その機会以外でも困ったことがあればいつでも相談してくださいね!

<最後に>

採用担当A:
では、そろそろ時間も少なくなってきたので、座談会のまとめに入っていきたいと思います。
noteを読んでくれる就活生に伝えたい、就活中にやっておいて良かったことはありますか?

Sさん:
私は自己分析の一環で作った自分史が良かったと思います。小学生まで自分を振り返って、頑張ったこと、挫折したことなどを書きだすことで、面接のときに思わぬ質問をされたときでもすぐに使えるエピソードを思い出すことができました。ESに書いたこと以外のエピソードも話せるので、説得力も上がったと思っています。

Yさん:
就活の軸を見つけることです。面接のときに話す内容ってまとまりがないものになりやすいので、就活の軸を意識してすべてそこに帰結するように答えていました。僕は、「学生の可能性を広げたい」という軸で就活していました。

総務・人事部 総務課 Yさん

Kさん:
面接のイメトレはやっておいてよかったです。頭の中で面接室の様子や、面接官が何人いて、最初に定番の質問が来たらこうして話を膨らませて、ということをイメージしてました。ガチガチに質問の答えを暗記するのではなく、会話が広がるようにその場その場で対応するところをイメージしていました。

採用担当A:
それはすごいですね…。面接官からしても、一問一答で終わってしまうと話がつながらなくて、相手がどんな人か分からないことが多いんです。

Kさん:
特にグループ面接だと一問一答のような受け答えだと、同じ就活生という立場から見ても悪目立ちしてしまうな、という印象を受けたので……。選考を通して会話って大事だなって実感していました。

Hさん:
僕もKさんと似てるのですが、準備しすぎないことが良かったなと思っています。答えを用意して暗記すると、カンペを思い出すことに力を取られて、自分らしさが出せないなと思っていました。準備はしっかりするんですけど、大まかに「こんなことを話そう」「これは絶対言おう」という感じで考えていました。

採用担当A:
では最後に、就活生へのメッセージをお願いします!

Kさん:
息抜きして頑張ってください、ということにつきますね。

Sさん:
私は大学のキャリアセンターにとてもお世話になったので、就活生の皆さんにも最大限活用してほしいなと思います。面接練習もESの添削も無料でやってもらえるので、学費のもとを取るつもりで利用し倒してください(笑)

Yさん:
運動は大事ですよ。Kさんも言っていましたが、汗を流すと息抜きになります。僕は趣味でベンチプレス100kg上げた経験をESにも書くぐらい、就活中もジムに通っていました。

採用担当A:
Yさんのガクチカ、とっても印象に残っています。
内定者フォロー研修で八王子キャンパス見学に行ったときに、体育館にある筋トレの機械は事務職員でも使えるんですかって質問されたときはビックリしました(笑)

Sさん:
そのガクチカには勝てる気がしません(笑)

Hさん:
工学院大学のESは、手書きで書く分量も多いため、正直作成するのが手間だだとは思いますが、その分一人一人を見てもらえるよっていうのは言いたいです。

採用担当A:
すごく嬉しいこと言ってくれた!でも本当にそうで、全部ちゃんと読んでるんです。なので入職したみんなのESは全部覚えてますね。Hさんは、白紙のA4を縦ではなく横に使ってたから印象的でした。

Hさん:
でもその書き方、入職した後に、面接官だった職員さんから、実は見にくかったと言われました(笑)

(一同笑い)

採用担当A:
それでは、そろそろ終了しようかと思います。24卒職員の皆さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!


24卒職員の就活体験について、前後編にわたってお届けしましたが、いかがだったでしょうか。
職員の雰囲気が伝わるものになっていたら嬉しいです。

そして、今日登壇してくれた4名は、8月2日の若手職員座談会でもファシリテーターとして出席してくれます。
8月2日の座談会は、マイナビで絶賛予約受付中ですので、ぜひご参加ください!

※残席少なくなってますのでお早目の予約をお勧めします!

また、7月23日にはオンラインで業界研究セミナーを実施します。こちらは人数制限ございません。
7月21日17:00予約締切となっておりますので、まだ予約されてない方は是非チェックをお願いします!


みなさんのご参加を採用担当一同心からお待ちしております!