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【新入職員座談会】「大学職員の就活」のリアル 前編

こんにちは。工学院大学採用担当です。

今回は、今年の4月に入職したばかりの24卒の職員に集まってもらい、自身が体験した就職活動をメインに、工学院大学を志望した理由、今の仕事についてなどざっくばらんに話してもらいました!

このnoteを読んでくださっている就活生の皆さんにとって、少しでも参考になり、不安が解消されるきっかけになれば嬉しいです。

<今回座談会に参加してくれた(左から)>
M.Yさん
・東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科 卒業 
・総務・人事部 総務課

S.Sさん
・学習院大学法学部政治学科 卒業
・総合企画部 広報課

K.Hさん
・工学院大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 修了
・附属中学校・高等学校事務室

R.Kさん
・上智大学文学部フランス文学科 卒業
・入学広報部 入学広報課


採用担当A:
本日は、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
就活生のみなさんへ「大学職員の就活」のリアルを伝えたくてこの座談会を企画しました。
ぜひ飾らず、率直にお話ししてください!

<3年・M1の夏、サマーインターンの時期>

採用担当A:
現在、26卒のサマーインターンの申込真っただ中ですが、皆さんは3年生の今頃、何か就職活動はしていましたか?

Kさん:
私は参加していました!

Sさん:
私も同じです。

Yさん:
僕はサマーインターンというもの自体知らなかったので、何もやっていなかったです…。

Hさん:
僕もサマーインターンは参加しませんでした。選考に直結するものもあまりない印象でしたし、その時期はちょうど研究も忙しかったので、3月以降の会社説明会の参加で十分かなという考えでした。
学部生の頃に就活を経験していたのも大きかったですね。

採用担当A
きれいに分かれましたね(笑)インターンに参加していた二人は、その頃から大学職員が第1志望でしたか?

Kさん:
私は決まっていませんでした。そもそも、そのころは“業界”についての知識があまりありませんでした。そのため、サマーインターンを通して自分に合う業界を見つけようと思って、大学業界はもちろん食品・ITなど幅広い業界のインターンに応募していました。就活というものの場数を踏みたいという気持ちもありましたね。最終的に15社程度参加して、説明会形式も選考直結型もどちらも経験しました。

Sさん:
私は反対に、あまり多くの業界を志望しても業界研究が追い付かないと感じていたので、6月より前に志望業界を絞りました。初めはワークライフバランスを重視した働き方ができる点や、転勤がないなど安定して長く働ける環境がそろっているところに惹かれ、大学職員を志望するようになりました。大学が実施しているサマーインターンにはできるだけ応募し、数としては、全部で8校のサマーインターンに参加しました。個人的には早い段階で絞って正解だったと思います。

総合企画部 広報課 Sさん

採用担当A
真逆の考え方ですが、どちらもありだと思います。自分に合ったやり方で進めることが大事ですよね。
サマーインターンに参加していない二人は、いつ頃から就職活動を開始しましたか?

Hさん:
私は11月の末から就活を始めました。工学院大学の就職キャリア支援センターが説明会を開いていて、そこがスタートになりましたね。

Yさん:
僕は就活に本腰を入れたのが3年生の年明けだったため、だいぶ遅い方でしたね。大学でサッカーやバレーボールをずっとやっていて、競技や大会運営に全力だったため就活まで手が回らなくて。やらなきゃいけないとは思っていたんですけど、逃げ続けてしまっていました(笑)。年が明けて3月の解禁日が目前になって、慌てて就活を始めました。

総務・人事部 総務課 Yさん

採用担当A
Yさんは理系ですよね。周りの学生はメーカーへの就職が多いのかなと思うのですが、そういった業界は考えなかったのですか?

Yさん:
調べてはみたんですけど、働き方が僕には合わないかなという感じがして……。

採用担当A
働き方も大事ですよね。かなり後の方のスタートだったとは思うのですが、SPIなどの学力テストの対策もノータッチでしたか?

Yさん:
公務員試験の勉強だけはしていましたね。SPI対策は特にしなかったです。

採用担当A
サマーインターンに参加したKさん、Sさんは、学力テストの対策はいつ頃からしていましたか?2年生の時からでしょうか?

Kさん:
その頃はまだ考えていませんでした。3年生でサマーインターンに応募するときに、SPIを実施する会社もあると知って、四季報と一緒に問題集を買いました。結局、四季報はあまり使いこなせませんでしたが(笑)。

ただ、その時期はインターン用のESを書くのが大変で、あまり時間を取って勉強はできませんでした。インターンがひと段落してから、選考本番に向けて対策をしていきました。

入学広報部 入学広報課 Kさん

採用担当A
ESを書くのは時間がかかりますよね……。特に3年生の夏だと、まだ志望動機や自分の軸が固まりきっていなくて大変かと思います。大学のキャリアセンターに相談は行っていましたか?

Kさん:
実は私、あまりキャリアセンターのお世話になっていなくて……。ESは自己流で書いていたんですよ。選考に応募して、その結果を受け止めるスタイルでした。でも就活生におススメはしないです(笑)。

採用担当A
そうだったんですね!皆さんの時のESは、A3の様式のうち右半分が真っ白で、そのスペースを使って自由に自分の魅力をアピールしてくださいっていうなかなか重いものだったと思うのですが、KさんのESは、その部分が独創的で今でもすごく印象に残っています。あれを全部自力で書いていたとは思わず驚きました。

Sさん:
私もサマーインターンでSPIを受けた時に結構難しいなと思って、慌てて本を買いました。特に非言語科目に苦手意識がありましたね。3年生の時の年末年始のお休みで1周したんですけど、本選考のときも、最初にSPIを受けるような会社はかなり苦戦したので、私みたいに苦手意識を持っている人は早めに勉強した方が良いよと伝えたいです。

<3年・M1の冬~、本選考の時期>

採用担当A
サマーインターンの時期は、Sさん以外は志望業界が定まっていないということでしたが、みんな3月の本選考が始まる時期はどうでしたか?ESは何通ほど出しましたか?

Kさん:
私は3月には大学職員とIT業界に絞っていました。ただ、大学職員は採用人数が少ないので、採用人数も多く、将来性もあるIT業界をサブとしてエントリーしていたって感じです。ただ、一貫性をもたせるためにIT業界の中でも教育とITを融合させている企業を調べて受けてはいましたね。

採用担当A
面接で第一志望の業界を聞かれることが多いと思いますが、その質問にはなんて答えていたんですか?

Kさん:
面接ではどちらの業界でも第一志望ですと言っていました(笑)。ただ、さっきも言った通り大学職員は採用人数が少ないので、大学職員一本、というのはリアルじゃないなと思っていたので、大学業界ではIT業界も受けていることは正直に伝えていました。

採用担当A
採用担当としては「御社が第一志望です」と言われることがほとんどだから、正直この質問する意味があまりないのかも……と思うことはあります(笑)。ただ、いまのKさんのように正直に自分の思いを自分の言葉で語ってくれる人の回答はやっぱり記憶に残るんですよね。だから就活生の皆さんには、面接は丸暗記しなきゃ!と構えすぎず、素の自分で臨んだほうが良いよっていうことはぜひ伝えたいです。

採用担当 A

Yさん:
僕は大学職員一本で、30校ぐらい受けました。やっぱり採用数が少ないし、このぐらい受けないと不安だなと思っていました。関東圏内の大学を調べてESを沢山送りましたけど、その中でも特に行きたいと思っていた大学は10校ほどでした。

採用担当A
ちなみに工学院大学はその10校に入っていましたか?(笑)

Yさん:
もちろん入っていました。嘘じゃないです、本当ですよ(笑)。
自分が理系出身なことから研究の支援に携わりたいと思い、理系大学を志望していたので、志望度は高かったです。 

Sさん:
私は大学業界で選考を受けようと考えていた大学が30校ほどありました。実際ESを出したのが15校くらいでした。大学業界は手書き郵送のESが多いので、書類の郵送代だけで結構な出費になったことを覚えています(笑)。ただ、面接は練習が大事だと思っていたので、大学の選考が始まる前に他業界の選考をいくつか受けていました。ESもテストもなしで面接のみで選考するような、規模が小さめの会社を選んでいましたね。

採用担当A
Hさんは、がっつりエントリー数を絞ったという話を以前伺いましたが、実際はどうでしたか?

附属中学校・高等学校事務室 Hさん

Hさん:
そうですね、研究室が忙しかったので、本当に行きたいところだけにエントリーしました。学部時代の就活の経験から、自分は企業のサービス・製品を好きだからこそ熱が入るタイプなんだなと自覚していたので、その観点から工学院含めて3社まで絞りました。

採用担当A
すごいかっこいい絞り方!

Sさん:
真面目に話すHさん久しぶりに見ました(笑)

Hさん:
僕はいつでも真面目ですよ(笑)

採用担当A
ちなみに、Hさんは理系の修士卒ですが、その好きな製品っていうのは自分の研究内容と関連していましたか?

Hさん:
特に関係ないですね。研究はあくまでも自分の興味のあること、知りたいことをやっていたので、将来それを活かしたり就活の軸にしようとは考えていなかったです。なので自分の好きなものを作っている企業2つと、あと工学院大学を受けました。

採用担当A
その中でも工学院大学はだいぶ毛色が違うと思うのですが……やはり母校で働きたいっていう思いからなのでしょうか?

Hさん:
それもあります。あと大きかったのは、自分の将来なりたい姿を考えたときに、お世話になっていたある工学院大学の職員さんが思い浮かんだんですよ。それで母校の職員として働くことを意識しましたね。

採用担当A
Hさんは学生時代にも、オープンキャンパスなどでアルバイトをたくさんしてくれていたから、関わりが深い職員さんも多かったですもんね。

(後編に続く)


24卒職員の就活体験について、本選考までのお話を聞いてきましたが、いかがでしょうか?
採用担当としては、四者四様の就職活動がとても印象的でした。

24卒職員座談会の続きは、後編に続きます!

いよいよサマーインターンの時期となり、就活生のみなさんは辛い時期が多くなるかもしれませんが、周りと比べすぎず、不安になりすぎず、進んでいってもらえたらなと思います。
後編では、本選考で工学院大学にエントリーを決めた理由から、現在までのお話を掲載します。楽しみにしていてくださいね。

そして、今日登壇してくれた4名は、8月2日の若手職員座談会でもファシリテーターとして出席してくれます。
8月2日の座談会は、マイナビで絶賛予約受け付け中ですので、ぜひご参加ください!

【8月2日(金)開催 若手職員座談会】

また、7月23日にはオンラインで業界研究セミナーを実施します。こちらは人数制限ございません。
7月21日17:00予約締め切りとなっておりますので、まだ予約されてない方は是非チェックをお願いします!

【7月23日(火)開催 業界研究セミナー】

みなさんのご参加を採用担当一同心からお待ちしております!